nyaro さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
メジャーなのに見る機会が少ない。原作の可愛い女子が残念…
名前的にはメジャーですけど、現在ではOP主題歌以外ほとんど見ない作品ですね。細野不二彦氏は「グーグーガンモ」の原作者でもあり「ギャラリーフェイク」をはじめ沢山の作品を送り出しています。が、逆に言えば少々面白さが中途半端であまり長く連載ができないとも言えます。
そして本作原作の印象ですけど、やっぱり話は面白くないことはない。ですが、面白いとも言い切れない印象です。この作品の印象は「女子が可愛い」につきるかな、と。
いや、語弊がありますね。面白いところはありました。神風の術の正体がばれたり、胃の笛の術が出てきたところは結構面白かったです。最終回に至る幻術の話もよくできていると思います。ですが、それ以外がこういってはなんですけど、イチャイチャラブコメと微エロばっかりな感じです。
まあ、女子の絵は突出して可愛いのでそれだけで価値があるといえば価値があるのです。アニメ版よりもコミック版はさらに可愛いです。というかアニメ版はちょっと厳しい作画だったなあ…女子が売りなんですけどね。アニメだと魔子よりも美加の方が可愛かったかな?作画の力の入り方が美加に偏っていた?というより、魔子の顔が極端なヒラメ顔で作画が難しかったんだと思います。
アニメですが「うる星やつら」の二番煎じ感が強いですね。もともと面白さが中途半端な話に原作にはないアニオリのライバル高校が登場します。そのドタバタ感は「うる星」の影響をちょっと感じます。
原作は多分40話ちょっとだと思いますが、アニメは60話以上あります。その部分がまた薄いんですよね。最終回も原作とは全然違いました。
見るところは、OPはもちろんですけど、摩砂雪氏が作画監督をした61話の魔子が可愛いのと、68話の動物回の作画が面白かったです。他にもイラストレーターが作画監督で参加されていますが、それほど素晴らしいというほどではないです。
自分で何のためのレビューかわからなくなってきましたが、一応最近全部ではないですが見る機会があったので。
評価はもはや40年前の作品ですので、つけないでおきます。オール3で。