天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
偽 SFスーパー英雄(?)列伝84
TVシリーズの後半を編集した総集編です。
異世界の設定など面白い点が多数ある作品なのですが、人気が出ず打ち切られてます。
その原因は、とにかくかったるいというか間延びした内容だったんじゃないかと思います。
それがこの天空の章では、総集編だけにすっきりとまとめられていて、良かったですね。
これを見ると思わずTV版を見たくなりそうですが、そうなると間延びした感想を・・・(ええい、このループを何とかせんかーっ 違)
前作の総集編の最後、母を助けに自軍の陣地を勝手に抜け出したジョジョですが、そこら辺はダイジェストで上手く説明されていて、判りやすかったです。
そしていよいよ物語は、怒涛の惑星ランプレート編に入ったと思ったら
「えっ、これで終わり」
って、何じゃこりゃ~~~~~~~~っ
ここがガリアンで一番面白いのに(くそーっ)
実は敵の征服王マーダルは惑星ランプレート人であり、文明が発達しすぎて無気力となった同胞に幻滅し、その覚醒を促すためにこれまで侵略などの行動をしていたのだった。
ホントはここで善と悪の価値観の逆転やジョジョとマーダルの共闘まど、いろいろな展開が繰り広げられていったんでしょうけど、そこは打ち切りで終わっちゃいましたね(涙)
で、無気力なランプレート人ですが、見てて自分は世界で一番長いスぺースオペラ宇宙英雄ぺりー・ローダンシリーズに出てくるアルコン人を思い出しました。
このアルコン人も超文明を築き上げ、銀河系に覇を唱えるもその結果、無気力となり静かに滅びの道を歩き始めた設定なんですが、こっちは身気力なのに高慢というややっこしい性格が(う~ん)
もし、打ち切りにならなかったらだいぶ違う評価になったと思いますが、それまでの展開を含めての評価ですから、打ち切りはしょうがないと言えるかもしれないですね。
おまけ
ジョジョに対し自らの秘密を明かすマーダル
「あの星を見ろ!ワシはあの星から来たのだ。」
「そう、あれが巨人の星だ(えっ)」
「さあこの大リーグボール養成ギブスを着けて、ワシと一緒に巨人の星を共に目指そ(やめんか~っ)」
・・・いや、そのマーダルの声が加藤精三(星一徹役)さんなもので(冷汗)