dossun さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
不思議な生物たちとほのぼのした暮らし
24年9月視聴。
よかったところ
・みーくんやコニーといった不思議生物の癒し
・ソラ、他月、茂木さん、大地くんの4人もいい組み合わせ
・カエデさんのキャラ性癒し
うーん
なし
おすすめ回
第3話たいせつなひとが風ぜをひいたらとてもしんぱい
第5話やさしい気もちこわいのとんでけ
第7話こわい夢みてもひとりじゃないからだいじょぶ
第9話やさしい手あたたかい手
{netabare}
高校生柏木空のもとへ届いた父親からのお土産は小さいなミイラでした。そんなミイラと他不思議な仲間とほのぼのとした生活を送る癒しアニメとなります。
内容としては、ミイラのみーくんや小鬼のコニーといった不思議な生物たちと高校生四人のほのぼのとした空気感が非常に癒されてみることができます。みーくんに至っては、ちょっとしたことでも泣いてしまって空くんを心配させるかわいらしい生物となっており、ミイラなのか?と思わせるくらい愛着がわく生物になっています。空をはじめ、他月、茂木さん、大地くんといったそれぞれに相棒となる生物が一人ずつ加わっていきますが、それぞれのバックボーンをしっかり描きつつ、その生物たちと仲を深めていく感じがいいですね。特に、大地君は周りからやばいやつだと思われていましたが、彼は元々悪夢を見てしまう性格であり、そのなんとも解決できないところを空くんが向き合い、優しく接してくれたからこそ、ムクムクと会えるきっかけにもなったという点で、救われた一人だと思います。最初の登場とムクムクと出会った後でのキャラ感が結構変わるため、そこも必見です。
キャラとしては、個人的にはコニーが好きでした。9話目で、他月ともめてしまい、コニーが家出をする回となりますが、他月自体も家出するほどきつく言いたかったわけではなく、ずっと会えないことは悲しく、かけがえのない相棒になっていることを実感します。また、コニーがいつもは感情がわからない表情をしていますが、この時ばかりは涙するシーンにちょっとうるってきました。そんな小さい相棒とひとりひとりが向き合って仲を深めていくシーンが素敵ですね。
ということで、不思議な生物たちと仲を深め、且つほのぼのとした生活が癒しの時間となりますが、最終回あたりはちょっとシリアス展開となります。
でも、最後にはやっぱりみんなと一緒がいいなんて話でまとめてくれますので、癒しが欲しい人にはおすすめなアニメでした。 {/netabare}