ぴこもも さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
特異な感想なので閲覧注意
京都アニメーションの事件があって作品の名前は知っていました。劇場版が出たので喜んでロードショーに行きました。
最初のろくに始まっていない時点で、むせび泣く声が聞こえてくる状態でとてもドキドキしていました。
戦闘する人としてのヴァイオレットのキツめのセリフを聞いてしまった時に私個人は「とても辛くてたまらない」状態になってしまいました。私自身はアスペルガーの自覚までの道のりがとても長く、いろいろとやらかしてきました。そのトラウマを刺激されました。
「帰ろうか?」「いま席を立つのは迷惑だ」「この先に何かあるかもしれない」
ロードショーの途中で何回も時計を見ていました。
皆が感動している中で私だけが異常な気持ち悪さに苦しんでいる状態はとてもつらいものがありました。
この感想を書くことに意味があるのか?
この作品を大好きな方の感情を害するだけなのでは?
ごもっともです。ただ、同じように感じてしまった他の誰かに向けて書いています。1人かもしれないし、2人かもしれないです。「トラウマを刺激されてしまったら仕方ないよね」と言いたいだけです。
人間の感情をどの様な方向にせよ「揺さぶる」ことの出来る物・・というのは、やっつけやいい加減な仕事からは生まれないと考えます。その意味では今の私にとってもすごい作品ではあります。
いつの日か素直に作品に向き合えて、普通に鑑賞できる日が来ると嬉しいと思います。その日に備えてDVDは置いておくつもりです。
評価の数字は「いまの私には何も言えない」というだけのことです。評価しない時は3.0のままにしておいてと仕様の説明にあった通りです。
繰り返しになりますが、同じ様に感じてしまった方へ「一人だけではないです。一生続くものでもないと思うので、ぼちぼち進んで行きましょう!」