take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
学園モノとしてのソリッド感と落ち着きは一番あった気がする。
個人的に面白いと思っている作品。
原作は未読、アニメ勢です。
レビュータイトルのとおり、シリーズの中では学園モノとしてのまとまり感と落ち着きがあり、キャラもだいぶ頭に入っている中での学園内でのあれやこれやモノとしてしっかりと楽しめた印象。
相変わらず、舞台設定としての綾小路君の来歴などは色々と察するところはあるものの、物語の落としどころは今もって見えず。
その、大筋を遠くに見つめたまま、近距離での勝負、駆け引きの人間関係が繰り広げられる。
今シーズンは主に学内でのあれやこれやが展開される点もあって、飛び道具的なしかけではなく、人間関係のつながりや、思惑、いわゆる平地での権謀術数が繰り広げられた。
曰く、直接対話、電話でのやり取り、寮の室内でのやり取り等などである。
ここら辺が少し地味ではあるものの、あり得る話としての落ち着きやまとまり感につながってのではないだろうか・・・、多分にこじつけだけど・・・。
まぁ、そのような印象を受けたのはしょうがないところで・・・個人の感性ですな。
あとは、サブヒロイン・・・?でもないような気もするのですが、堀北鈴音の兄貴との確執(誤解?こじらせ症候群的な何か?)が解消したのも、落ち着き感の一つかもしれません。
まだ、確証は持てませんが、今までの様な中途半端なポンコツ感は今後無くなるのかも・・・との寂しさと淡い期待が生まれました。
物語の進捗途中で、若干名の退場者が出たもの幸い大勢に変化はありませんでした。
教師側でうっとおしいオッサンが1人登場はしましたが、ちょっと中途半端ですね。
どうやら、次の学年でこのオッサンサイドの新キャラが登場する様ですが、新たなライバル(障害)となりそうな予感です。
今まで、共闘関係を気づいてきていた軽井沢恵とも、正式にライバル関係に戻る宣言をしたタイミングで、各クラスでもおなじみのキャラクタ達が暗躍し始めました。
これは、否が応でも次のシリーズを作ってもらわないといけませんね。
と言いながら、season4_2年一学期編のアナウンスが・・・。
これは一安心。
・・・て、学期でシーズン積んでいくんかぃ!!
wwwこれは意外と大作の予感・・・。
いいぜ!ただ、おらが○んじまう前に終わらせてくれよ。
こちとらオッサンなんだぜ。
たのむでしかし(このフレーズでメガネの漫才師が浮かぶ世代があにこれの中にどれほどいるのやら・・・)
ああ、そうそう、最終盤で恋愛要素もぶっこんできましたね。
綾小路君の顔に笑顔はなかったけれども・・・。
あんまり無制限なラブラブも遠慮はしたいところだけど、普通に最後には軽井沢さんとはちょい涙もアリの笑顔で向かい合ってほしいものだけど、どうなる事やら・・・。
学年、学期で追っていくのなら・・・まだまだ先になりそうですな。。。
たのむで、しかしwww。
なんだか、テキトーなレビューになってしまいましたが、非常に面白く視聴している作品。
舞台装置としては、ありがちな要素も見え隠れしてはいるのですが、物語自体の先が見えていない。
次の予定も決まっているとの事で、楽しみに待ちたい、と思っている作品です。
キャラも魅力的、シチュエーションも興味深い、エンディングも気になる。
とても面白い作品との評価です。
機会がありましたら、ぜひともご覧くださいませ。