天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
もっと私的アニメ感想簿63
タイガーマスクの劇場版第2弾で、日プロのワールドリーグ戦に参戦する予定だったタイガーマスクが、盲目の少女ちずるに手術を受けさせる為、みちのくプロレスの覆面ワールドリーグ戦(違)じゃなくてミスターXが主催する覆面ワールドリーグ戦に罠と知りつつ参加する話です。
TVアニメの第23話~26話を1時間に再編集したものですが、リーグ戦に出てくる覆面レスラーがとんでも過ぎて(笑)印象的な話です。
※ミスター・NO
首が異様に長くて目や鼻の無いのっぺらぼうの顔という、どう観てもそれ作りものだろうという、突っ込みが入るキャラで、案の定頭部には鉄球が仕込んであるんですけど、作中では誰も不思議に思わないと言う(汗)
※ザ・ドラキュラ
全身が剛毛に覆われいるのですが、実はその剛毛は麻酔薬を仕込んだ注射針になっており、対戦相手を痺れさせた後で、噛みついて血を吸うという、もはやプロレスじゃないような気もする選手です。
※ゴールデン・マスク
仮面から発する強烈な光で相手の目を眩ませ、強力な牙で相手を噛み裂くという、使った瞬間に反則負けになりそうな技(技なのか?)を使う選手。
※ザ・エジプトミイラ
古代エジプトのミイラそっくりのコスチュームで、包帯の間に仕込んだコショウや眠り薬で対戦相手を翻弄する。
もう、ここまで書いてるとプロレスじゃなくて、奇人変人大会みたいな気もしますが(おいおい)この後、更にとんでもない覆面レスラーが登場します。
その名もグレート・ゼブラ、別名東洋の巨人とか御大とか元プロ野球選手とか言われるかも知れませんが、どう観てもジャイアント○○選手にしか見えません。
事実、観客はおろか、タイガーマスクさえも試合の途中まで馬場(あっ、書いちゃった)さんと気付きませんでしたし(う~ん)でも、あの姿なら誰でも分かる様な・・・
シングルのリーグ戦なのに、いきなり決勝がタッグマッチになるなど、突っ込みどころ満載の話なんですが、観てると笑いつつも不思議に引き込まれる作品です。
補足
ど~でもいい事なんですが(じゃあ、書くなよ)
放送された時期を考えると、タイガーマスクが参加するよっていだったのは、1970年に開催された第12回ワールドリーグ戦だと思われます。
で、その参加選手ですすが
日本側参加選手
ジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二、吉村道明、星野勘太郎、山本小鉄、大熊元司、高千穂明久、ミツ・ヒライ
外人参加選手
ドン・レオ・ジョナサン、ターザン・タイラー、クリス・マルコフ、ザ・コンビクト、ダッチ・サベージ、ネルソン・ロイヤル、ポール・ジョーンズ、パンピロ・フィルポ
まあ、一部ワールドリーグ戦?って思うような選手も出てる気がしますが(汗)今考えると豪華なメンバーが出てますね。