くまごろう さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
熱血必殺ゴルフアニメ
視聴完了
テレビでどこまで放映中かは分からないが、
Netflixは2クール26話になっており、26話視聴完了
ジャンル
ゴルフ
タイトル由来
主人公の必殺技
設定
みんなのゴルフ的な、必殺技と奇怪なコースのゴルフ。
ストーリー展開
最強の飛ばし屋を目指していた田舎の小学3年生ななうみガウェインが、女子プロゴルファーに出会い、ゴルフで頂点をとることを目指す。
祖父の後押しもあり女子プロのところに居候し基礎的なことを学び、大会に出場。通っている学校のゴルフ部長であるランスロットと死闘を繰り広げるも敗北するが、そのプレイを見たキャメロット学院の学院長からスカウトされ学院に。
学院で様々な人たちとバトルし友情を深め、3校対抗戦のメンバー選抜戦を突破してメンバーに選ばれイギリスに。
イギリスについてからもアメリカ代表のエースと友情を深めたりしながら、団体戦はイギリスのエーストリスタンの活躍によりイギリス代表が勝利。個人戦も途中までトリスタンの圧勝だったが、アクシデントによりガウェインが真の力に目覚め猛チャージ。
最終ホールでトリスタンに1打差に追いつき、460ヤードのパー4。トリスタンは1打目で残り150ヤードまでつけた2打目、150ヤードからのアプローチチップイン成功率は数%だがガウェインに対して全力を出すことを決め、賭けに出て成功しイーグルをとる。
そのため追いかけるガウェインはホールインワンで引き分け、という状況になり、最後の力を振り絞りティーショットからピンに直撃させるが、入らずそのままリタイア。トリスタンの勝利で終わった。
その後アメリカエースの父親のアーサーが、世界中の強者を倒すための王国キングダムを作るためにガウェインを誘いに来るが、ガウェインはキャメロット学院のライバルを倒したら考える、と断り終了。
感想
総評70点
良かった点
設定、キャラ、盛り上がり部分の熱さ
悪かった点
一部キャラ
レビュー
まず全体的に面白かった。
設定にも書いたがみんごるで出てきそうな頭おかしいコースに対して、最終的に460ヤード以上キャリーのドライバーや120ヤード以内なら確実にチップインするアプローチ、どんなに複雑でも正解のラインが見えるパッドなどのギフトや、その他風を自由に操ったりする必殺技を使い攻略していく物語。さらに主人公は小学4年生、ランスロットも中学1年生とジュニア世代の話。ということで雰囲気が完全にテニスの王子様。(連載開始はこちらの方が早いみたい。)
そのため少年誌的な熱い展開はかなり好きだし、主人公の成長と友情ストーリーも好き。またどんどん強くなっていく主人公なのだが、勝ち確な試合(対抗戦の選抜戦)以外は実は1度も勝てていないという展開も好き。
一方で、原作が古いからなのか、敵は嫌なやつ味方はいいやつというのが露骨すぎる部分が結構マイナス。
特に敵キャラとして出てくるかねしろ?日本校の七光男が、七光を理由に雑用を押し付けられたからとはいえ、1年に1回それを目指して練習してきた選抜戦の中でクラブを折れやすい状態にして排除し、プレーオフでも物理的に排除しようとしており、世界的に有能なゴルフのジュニアを集めているとは思えない行動に辟易。
その後も敵として出てくるキャラは基本性格が終わっており、味方になると改心するのだが、もやっと。
ゴルフの前に人間性の教育をしたほうが良いのでは?キャメロット学園。
また、キャメロットの名前からアーサー王関連なのかと思いきや、今作ではガウェイン、ランスロット、パーシバル、トリスタンの4人と、マーリンとアーサーしか出てこず、本編も打ち切りになっているためそれ以上出てこないらしい。