RFC さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
前向き女子の商品開発譚
変なタイトルでスルーしてたんですけど、
嫁が面白いというので視聴開始。
【作品概要】
現代日本で過労死してしまった女性。
彼女は魔法が存在する異世界へ転生。
前世の記憶を持ったまま二度目の人生を迎えた彼女は、
自分のやりたいことのために生きることに。
【作品に対する感想】
ちょっと大人な赤髪の白雪姫という感じですね。
白雪の方は薬剤師でしたが、こっちは魔道具の開発です。
ええとこ・ちょっと残念なところがありましたが、
全体的にはいい作品だったのではないでしょうか。
物語をじっくり進める作品が好きな方にはお勧め。
超展開でドッカンドッカンな物語が好きな方は眠いかも。
続きがあれば必ず視聴します。
1)物語
人工魔剣以外は全部現実にあるものばっかり。
魔法ならではの新商品という目新しさはありません。
それと商業系の話のわりに基本ダリヤにみんな好意的で、
(オトンが貸しつくってたっていう理由はあるにせよ)
狼と香辛料のようなえげつない裏切がほとんどない…。
その辺は鼻につく方もいるかもしれませんね。
まあ、なろう系のご都合と言えばそうなんですけど、
そこはスルーしようと思いました。
👍ええとこ
いきなりの親の死と婚約破棄というクソ重たい所から
始まってますが、主人公ダリヤがそれにうつむかず
前向きに歩いていくところ。
ダリヤは魔道具開発能力は秀でてますが、
営業・販売能力がない。
そこをちゃんと他の人が補っているところがリアル。
規模が大きくなるほど、一人では捌ききれません。
転生先の文化レベルは昭和初期くらい?
現実の科学を魔法で置き換えられている感じです。
物理や化学を魔法体系に置き換えて、設定されているんでしょうか。
なんでもアリの無茶苦茶という印象はなく、良かったです。
(* ̄0 ̄)/あかんとこ
冒頭以外物語の起伏(盛り上がり)がなく、
ちょっと間延びした感は否めませんでした。
じっくり描いていると言えばそうなんですけど。
もうちょい物語の見せ方(緩急・盛り上がり)を工夫すれば
もっと高評価になったかも。
あと異世界転生の設定いる?
2)作画
料理がすげーおいしそう!
めっちゃお酒飲みたくなる!!
5)キャラ
➀ダリヤ・ロセッティ
前向きで義理堅く、責任感も強く、モノづくりに真摯。
こんな人部下に欲しいです。
きちんと自立している人は安心感ありますね。
あと割とお酒好きなところも魅力的。
➁ヴォルフ
基本こやつも良い奴ではあります。
ただ、ダリヤとあれだけ仲良くなってて「友人として」とか
言うあたり、なかなか奥手というか、立場に縛られてるのか
そういう違和感は強かったです。
もうちょい癖があった方がキャラが立ったかも。