かんぱり さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やまとなでしこ、パリへ行く
19世紀後半、日本からパリにやってきた少女湯音(ゆね)の異文化交流日常アニメ。原作未読です。
時代は明治の頃になるのでしょうか?
長崎で評判の看板娘だった湯音、13歳。
パリに憧れた湯音は、日本に仕入に来ていた看板職人のオスカーと一緒にフランスへ奉公しに行くことに。
いつも着物を着て下駄を履いてて、大きな黒い瞳とおかっぱの黒髪。お人形さんみたい。
そんな湯音は、オスカーとオスカーの孫のクロードと一緒のパリの生活が始まります。
湯音は、パリに来て日本とは何もかも違うことに驚き戸惑います。
街並み、服装、食べ物、考えかたの違いなどなど。
当初はクロードも文化の違いなどで湯音に対して懐疑的だったけど、湯音の働き者でひたむきなところを見て心を開いていきます。
湯音の考え方や行動が、同じ日本人でも今の私たちと少し違ってるんですが、でも湯音みたいな人がいたら尊敬しちゃうと思います。
・・マネできるかどうかはもちろん置いといてw
物語は湯音の異文化交流のお話のほかに、 クロードとお金持ちの令嬢のお話や、クロードの父親の話などがありましたが、個人的には、湯音を通した文化の違いなどのお話がもっとたくさんあると良かったかな。
とはいえ、オスカーやクロードはもちろん、お金持ち姉妹や街の人たちもみんな湯音にすごく優しくていい人たちばかりだし、まったりとした日常アニメが見たい方におすすめな作品だと思います。
原作が気になって調べてみたら、原作者の方はお亡くなりになられてたんですね・・残念です。
2020.1.25 初投稿(旧アカウント)
2024.9.3 修正して再投稿