「てーきゅう(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
757
棚に入れた
3286
ランキング
2535
★★★★☆ 3.6 (757)
物語
3.5
作画
3.2
声優
3.8
音楽
3.4
キャラ
3.9

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リミテッド・アニメ。

【概要】

アニメーション制作:MAPPA

2012年10月7日 - 12月23日に放映された全12話のTVアニメであり、
1話あたり2分間のショートアニメ。
ルーツ原作、Piyo作画によって、『コミック アース・スター』にて連載化されていた、
現在は完結済みの漫画作品が原作。

監督は、板垣伸。

【あらすじ】

亀井戸高校テニス部の部員は女子4人のみ。主人公の1年生・押本ユリはテニスができるが、
2年生の先輩3人はうまくない。真面目にテニスをしようとするユリが、
先輩3人のボケに巻き込まれる日常が描かれているコメディアニメ。

【感想】

今どきはダンスや殺陣などで作画カロリー高めなアニメが人気なのですが、

こちらは機関銃のようなテンポでのギャグの連射が持ち味であって、
それは笑えるのですが、作画枚数が少なくて口以外はあまり動かない、
キャラがスライドで移動するアニメーションで、
やたら早口でボケ倒いショートアニメも味があるというのものでしょうが。

板垣伸監督いわく一枚一枚少ない動画枚数を丁寧に仕上げているから手抜きではない!
と制作費数億で動画枚数の膨大な劇場アニメに激しい対抗心をブログで示しているのですが、
そこを判断するのはクリエイターでなくて消費者たる視聴者なわけでして、
それがネットでのアニメファンに4期からMAPPAから制作が移って、
板垣氏が監督をしているミルパンセが地雷扱いされている、根本的な食い違いになっていますよね。

例えば今春の某社の某部活アニメでは作画カロリーの一辺倒だけでなくて、
美術や演出を含めで総合的に魅せようとの試みが見られたとおりに、
技術のノウハウの蓄積によるスタッフの向上が大事だなと思うと同時に、
アニメの作り方は多様性があって良いのですが、
ミルパンセは組織としていわゆる作画で認められるほどの、
ノウハウと熟練度を有してないわけでして、
その意味では令和6年に至っても未だに発展途上の段階なのでしょうか。

「てーきゅう」では作品と板垣監督の理想が合致したので、
低予算ながらもあまり不評は聞かれずに良かったのでしょうけどね。
それを後発の元請け作品でも同じやり方を通してしまったのが…。

アニメの作り方は作風にあっているかが全てで、
クリエイターの理想が必ずしも認められるわけではない。
ミルパンセと板垣監督の手法の出発点?が「てーきゅう」で、
後発の作品の作り方がその延長上にありますのでこれは一種の呪いだなと思ったり。
視聴者側で勝手に正解を決めつけないほうが良いかもしれないですけどね。

と、「てーきゅう」じゃなくてミルパンセのことばかり書いていますが、
本作品については期待もしてないので特に不満な点はないのですが、
個人的には認知機能があまりよくないので、
早口にちょっとついていけなくて、やや苦手なタイプのアニメでした。


短いですがこれにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 64
サンキュー:

18

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