みのるし さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
ボクの中で花苗ちゃんに匹敵する負けヒロインが誕生したのでした。
マケインマケインと世の中ずいぶん騒がしいですな。
そーいえば昔アメリカの大統領選候補者にマケインって共和党の上院議員がいたなぁと。
いやもう恥ずかしながらそんなレベルでして。
公開されてるビジュアルなんか見てますと冴えわたる夏空に制服姿のカワイイ女のコたち。いみぎむる氏の描く女の子はいつもかわいい。
しかし負けヒロインとはいったいどういったものなのかなと。
とゆうことで1~2話を流し見してみたところ、なんかやたら食ってばっかりだけど全然太らない八奈見さんとゆうカワイイ女の子が好きな男にフラれ。
これまた短髪小麦色の陸上女子焼塩(やきしお=これまた変わった苗字だ)さんがいきなり脱ぎだすとゆう。
ほー。最近序盤にエロいシーンもってくるん流行りか~?
なーんかこれ面白いのか~~~~?
まあキャラはかわいいし絵はやたらきれいだしなんか用事しながらチラ見しつつ見続けとったんですけど。
主役の八奈見さんがなぁ。なんかチャラい男を一途なまでに好きで、そこをやたらコミカルに描いててですね、あんまり切なくないんですよ。
まあそんな感じでカワイイんだけどフラれちゃうって女の子のハナシでしてですね。
おや。待てよと。
そおいえばこれ。
ボクの負けヒロインいたわ。
秒速の澄田花苗。
あれはかわいそうだった!
遠野のやろーたたきのめしてやる!って思ったもんですのよ。おほほほほ。
でもなあ秒速みたいにバチぐそ切ないかってゆわれたらこのハナシはぜーんぜんそんなことない展開でしてですよ。なあぁんだぁーつまんねーのー!
とかいってましたらですね。
5話で小鞠×月之木×玉木の告白合戦でちょっと『うっ』となり。
6話・7話の焼塩×朝蜘×綾野で『うおー!檸檬ちゃーん!綾野てめー!』
とゆうことでボクの中で澄田花苗ちゃんに匹敵する負けヒロインが誕生したのでした。
7話の夜の校舎で昔話に花咲かす焼塩と綾野。帰り道。
このシーンだけ5回見たわ!!うわーん。焼塩ー!かわいそうだー!
なにこれ。
めっちゃおもろいやんけ!
となりまして。
となりました。
さて8話からはどんなムネキュンなストーリー展開になるのか楽しみです!
たのむぞ~~~~~。
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とゆうわけで最終回見てしまいましたがな!
とりわけ焼塩ちゃんの負けヒロインっぷりにすっかりやられてしまいそのまま見続けとったんですが、当の焼塩ちゃんはとりあえず踏ん切りがついたのかその後は部活にまい進する友達思いの気のいいガールに落ち着いてしまってボクとしてはむーんってな感じなんですが(やっぱり女の子って強いのよね)、文化祭のイベント前後から小鞠ちゃんを核とした人間模様がハナシの主軸になっていき、小鞠ちゃんの一途な思いに焼塩ちゃんとは違う形であらたにやられてしまうとゆうあらぬ方向に話は進んだのでありましたのよ。おほほほ。
なかなか意外な展開だなと思ったのですがこれがまた見ごたえのあるストーリー展開で、紆余曲折を経て負けヒロイン3人と温水くんとの奇妙な友情関係が醸成されてゆく流れにはうならざるをえんかったですなー。
小鞠ちゃんが大好きな先輩から引き継いだ文芸部の部長を続けるために強くならなければともがく姿に手を差し伸べようと奮闘する温水くんの思いがなかなか小鞠ちゃんに伝わらなくて、そおゆうもどかしい感情が錯綜しているところに
『小鞠ちゃんはねぇ、どーしよーもなく女の子なんだよ』
と八奈見ちゃん。
いやー。このセリフにはやられましたなー。
なので最終回は思っていた通り、温水君と八奈見さんのコイバナに発展するわけもなく、ワーワーキャーキャー言って終わってましたな(笑)
あでも。この先はどうかわからんすよ。…的な感じですかね。
まま恋に傷ついてそして成長した女の子を横でぼーっと見ている温水くんとその仲間たちのゆかいなお話って感じやったんやないすかね~。
昭和の負けヒロインの代表曲としては竹内まりやさんの元気を出してがいっとうハマりますけれど、なるほど令和はこれっすか。
つよがるガール。
若さはじけるカルピスソーダみたいなお話でした。
サイコーでした。
面白かったです!!