ヤマナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
心理描写が乏しく、バトル×コメディな作品。
初見評価
この作品自体完全に初見だけど、始まる前から話題になっていたので無意識にもハードルは上がってしまっていたと思う。
まず評価しやすい部分から。
・作画強弱の付け方が上手で抜くとこは抜く、大事なところは気合が入ってる。
そして顔芸が中々多い作品のようだがまあ、モブキャラでも印象に残りやすいしキャラデザも可愛い。
・音楽もOP・ED共に作風にもあっているし安っぽくもない。BGMも作品も盛り上げている。
これだけで作品として見やすくいい作品。ここからは好みの話。
ストーリー
絵がかわいかったのでもっと子供向けで軽い作品と思っていたのだけど、始まってみれば一話から中々にグロテスク表現が多い。首がポンポン飛んでいく。
歴史に疎いので史実通りなのかはわからないだけど歴史に沿って進んでいるようなナレーションも入る。
主人公が家臣たちに裏切られ一家皆惨殺され逃げ延びて、仲間を集め復興する。
的な話なのだけど割と明るい演出で展開するのでグロ表現はありながらも軽い印象という不思議な雰囲気。
これは好みなのだけど、惨殺直後も主人公楽しそうに死地を潜り抜けており
あまり落ち込む様子がない(あまりってだけで全くと言うわけではない)。
もう少し落ち込んだり悩んだり、あるいはこみ上げる気持ちを抑え込む描写があったほうが最終的に感動も誘えるのではないだろうか。
このままだと、ただ死の局面を楽しむ狂人になりそう。
でも、それについてのセリフも多いし狙っての事なのかな?今後何か言及があることに期待。
まあでもとても面白い作品なので今期Best3くらいには入りそうな作品。
8話まで視聴
最初の雰囲気のまんまって感じかな。
敵はグロく残酷な時代を生々しく表現(一人ヒャッハーが混ざってたけど)している。
が、主人公サイドは商品化向けの可愛い子供たちをイメージしている。
心理描写も乏しく薄いキャラクター像。
そのため、重い時代背景なのにごっこ遊び感があり違和感。
しっかりみるとそこが気になってくると思う。
だけど、ヒャッハーしかりメタ発言しかりおそらくジャンルはバトル×コメディって作品。コメディが入っている作品は考えたら負け。
グロテスク表現と商品化しやすいキャラクター達で注目を集めやすい作品。
まあ、面白いけど最近の子供向けって感じなのかな。
自分の子供には見せたくないけど。
最終話まで視聴
上記通りの評価かな。
戦って強くなって戦って、少年漫画って感じ。
作画や演出はよく見やすくてとっつきやすい作品。
ただ、深みはないかな。面白いねー。で終わる作品。
見返したり勧めたり感動したりってのはない。