「わんおふ -one off-(OVA)」

総合得点
61.5
感想・評価
167
棚に入れた
830
ランキング
5375
★★★★☆ 3.5 (167)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ふつう。

【概要】

アニメーション制作:TYOアニメーションズ

2012年11月28日に発売された、OVA作品の第1巻。

監督は、佐藤順一。

【あらすじ】

長野県飯田市のペンションの一人娘の汐崎春乃は、
生まれて16年間の変わらない田舎暮らしに飽き飽きしていた。

学校へは遠く友達と一緒にホンダのスクーターで通学していて、
女子の四人グループで一人だけまだ免許を取れない年齢で自転車通学。

その春乃の実家のペンションに、オーストラリア人の金髪のシンシアが、
働きにやってきて、シンシアとの交流で春乃は自分を見つめ直していく。

【感想】

Hondaが特別協賛でアニメの中で登場するHondaのバイクの監修やらタイアップやらで、
その見返りに作中にはHonda系列のバイク屋が登場して、バイクだけじゃなくて、
Hondaのロゴが入った帽子やジャケットでHonda推しの圧が強い。

このアニメを観る→バイクツーリングに目覚める→Hondaのバイクorスクーターを買う、
タイアップ効果を狙ったのかは知らないですが、20万円と結構お高い。

アニメ好きは聖地巡礼がグッズ漁り等の自分の趣味への出費を惜しまない人が多いですが、
アニメに憧れて、アニメのキャラが使ってるいる道具を自分で買う人もたまに見ますね。
例えば京アニの吹奏楽部アニメで黄前久美子が吹いてるユーフォニアムは40万円。

アニメへの愛があるなら、お高くても財布の紐が緩くなろうものですけど、
このアニメにはそれほどの効果があったか?というと、結果は知らないですがそんな気はしないかも。

さて、アニメのお話。

春乃みたいに子供の頃からずっと故郷で育った者には、
変わらない日常への不満と都会への憧れはあるあるですが、

不満だらけの人間は非生産的な言動が多くなり、自分で自分をを変えようとしない人間は、
都会も田舎も関係無くどの環境に身を置こうとも、実は同じような生き方しか出来ない。

憧れとは、隣の芝生は青く見える現象であって、羨ましがるだけでは道は開けないのですよね。

よって、自分の人生を豊かにするのは、自己啓発ってわけじゃないですが、
人と関わることで触発や学びを得て、考え方の角度をときには変えてみるなど、
習慣にアレンジを加えるなどの努力が必要みたいなことを考えながら、このアニメを見たりです。

1巻の第1話と第2話は、若い頃にありがちな憧れや悩みの話で、
それがどう変化していくのか2巻まで見ないとわからないわけでして、
話の起承転結を抑えるためにも、続きを観る必要がありそうですね。

と、その話は置いといて、作品のガワは12年前の萌えアニメですね。
同じ佐藤順一監督の、たまゆらに話のノリが似ていると言えなくもないですが、
たまゆらと比較しても、キャラが好きとか話が染みるとかは無かったですね。
わざと、そう作っているのかもしれませんが。

よって、評価もそれなりにしかなりませんでした、
全部で1時間程度ですので、気軽に鑑賞するには良いと思います。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/08/19
閲覧 : 63
サンキュー:

18

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