サワ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
3.5ぐらいが妥当
アナザーなら死んでた。当時に言葉として流行りましたね。
カテゴリーとしては
ホラーサスペンス→超常的現象や恐怖を題材にしている
ミステリーサスペンス→推理モノの恐怖、事件を主人公が解決に向けて解き明かしていく。
と分かれますが本作はホラーサスペンス寄りなのかなと思います。
推理モノと言うには
・死者が1人増えても記憶を保持しているので死者本人も理解していない
・死者が増えても周りの記憶も書き換えられてしまう現象が起きる。
こういう前提であるので推理のしようがありません。犯人の今までの言葉から推測も可能みたいに思われる箇所もありますが矛盾点もあるのでわからないです。
悪い所
・主人公が少ししてハブに合うのでクラスメートが亡くなることに感情移入がしづらい。
・ヒロインの能力の後出し設定。超常的な力を持ち最終的には知ってた(死に近づいたから見えるにしろ最後に出されても)
・同じ仲間の美術部のやつが主人公にはクラスルールを守って話さなかった割には他の人から聞かれたら正直に答える
・対策係の赤沢が主人公の登校日に休み
・最初にメイと会った病院のエレベーター。用はないはずなのに上がりに何故か乗り8階まで上がり主人公が乗ってきた後から地下2階の死体安置室みたいなとこに行く。
まぁガバガバというか12話と言う限界があるから仕方ないのかも知れませんがミスリードをさせたいが為にキャラを動かしてて最終結果は伏線というよりは後出しの超常的な力で解決するのでなんとも言えません。クラスメートも映画のファイナルデットコースターとかみたいにピタゴラスイッチで亡くなるので呪の概念であり犯人が存在しないのもね。
キャラデザ、映像と特に効果音でのドキドキ感は物凄く良かったのですがスプラッター的な意味あいが強いのでは。シナリオがもったいなかったです。映画ならもっと2時間で起承転結で練られた作品があります。なのでここまでの高評価に疑問が浮かびます。