makkotty さんの感想・評価
3.5
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
黒歴史・・・では無いかな。
2世代目は面白かったです。
1世代目が{netabare}スターリンとか毛沢東とかヒトラー{/netabare}みたいになってるし!!最後の銅像とかまさにそれですよ。
2世代目は機体もかっこよかった。
2世代目の主人公はニュータイプじゃないからこそな劣等感とか葛藤が色々あって面白かったです。
これは・・・ヤザンゲーブルを連想しました。
機体もガンダムというよりギャプランだった!
そしてラストの白いAGEⅡが良かった。
白地に青い目のロボットは純粋にかっこいいです。
それだけじゃなく、我が道を行くんだというような決意の表れ的な機体で余計にかっこよく見えました。
2代目は能力者じゃない・・・能力者じゃないけど卑屈な一世代目を超えたと思いました。
白いAGEⅡの活躍も見たかったのですが・・・
3代目も取り敢えず期待はせずに見ようと思います。
~ここまでは過去の感想~
と、言うわけで全部見ました。
まぁこれは酷いですね。
人が無意味に死んでいくようでした・・・。
まぁそこはある意味戦争っぽいですね。
で、一番良くないのは一世代目。
一世代目のフリットの心の動きは何か納得できないです。
初恋の相手=ベイガン(敵)
だけど敵は皆殺しにしようというその発想は理解できない。
良く考えたらデシルをその場で殺さなかったし・・・。
いつから敵を皆殺しにしようと思ったのか・・・
そして心変わりのきっかけになったあの妄想は何なんだろう。
ガンダムにはときどき一度死んだ人の魂が主人公と話すっていうロマンチックなシーンがあるけれどAGEのこれは妄想にしか見えない。
こういうのは死んだ直後じゃないと成り立たないんだなって思いました。
時間が経ってしまってこの人誰だっけっていう感じでしたから・・・。
そして息子が戦場で亡くなったのに孫にまで戦いを強いるのは
酷い気がする。死んでなかったけど。
やってる事がクズなのに美化されているのが何か良くない。
2世代目(アセム編)の後半でフリットが権力を握って敵側に内通している人々を粛清したけれどそれって歴史的に見ると魔女狩りとか文革とかホロコーストみたいなものでこれをさも正しい事のように言ってるのはどうかと思った。
いっそのこともっと悪役らしく振舞って孫や息子と血生臭い戦いを演じた方がもっと面白かったのではと思います。
すごく適当に言ってるのでこれが本当に面白いかどうかはわかりませんが。
でもこういう中途半端な作品だからこそ色々妄想できて楽しいです。設定や世界観やなんかは面白いですし。
タイトルで言った『黒歴史では無い』と言うのは個人的な感想なんですが、黒歴史ってネットスラングでは知られたくない、隠したい過去っていう意味ですが、ガンダムの場合は過去のガンダムとこれから作られる全てのガンダムはターンAガンダムに繋がるって言う意味で・・・これは含まれてないな・・・というか含んで欲しくないな・・・と思った。
それだけの事です。
EXADVの存在、封印された過去の技術っていうような設定も似ているし・・・どちらかというとアレでは、パラレルワールド的な作品ではないかなと思います。