yuta さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
酷いね
1話から追ってみてるが、『サウジ資本』があるので多少の期待もあってみてたが、6期の鬼太郎が如く、美少女キャラ推しの情けない作品。商業的にも日本人向けなのか?資本側への配慮なのか?元作品に対する『愛』が今のところ粗、見えず、8/2現在、兜甲児が宇宙人に肩を撃たれ(掠め?)その後、コントのように足を上にあげてひっくり返ったままの彼を美少女キャラ(誰かさえも頭に入ってこない)が街中の大きめパラソルを使って宇宙人に対抗💧銃を持った宇宙人撃退💦兜甲児、まともに出番なし...これはサウジ側は、何の意見もしないのだろうか?製作者側は、あまり仕事と考えず、美少女キャラ出してたら次のオファーもきっとあるだろうと製作していたのだろうか?
以前、円谷プロの昭和特撮作品、『アイゼンボーグ』をやはり同様にサウジ側の依頼で新作を作った。その際、円谷プロ側は、キャラ含めて完全新作を打診したが断られ、出来上がった作品は、当時の映像そのままに見えた『完全続編』。映像だけ見たら、単にブラッシュアップした未公開映像4K作品にしか見えなかったが、そこにあったのは作品に対する『愛』のみ。
マニアックには映るが、向こうでは大ヒット作であり当然といえば当然。
今作『UFOロボ・グレンダイザー』は、永井豪原作、というより『東映動画クオリティー』作品であり、嘗ての彼の作品のヒットは、漫画のヒットでなく『東映動画』のセンスでヒットした作品のみと言ってもいいくらい。
想像して欲しいが、今のアニメファンが40年後にガンダムSEEDやエヴァの新作を作るといった場合に、40年後のクリエイターが作品に全く愛情もなく、依頼されたから作ったと、自分達で勝手にやりたい放題作られて嬉しいのだろうか?
それこそ悔しい想いをすると強く感じる。
また、これから『マニアやヲタクは、こうしておけばいいんでしょ?!』と、嘗ての昭和ネタキャラをいくつも予定しているそうだが、それじゃなくて本当は今の技術で『続編』作って欲しかっただけなんだと。