「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(アニメ映画)」

総合得点
69.1
感想・評価
96
棚に入れた
429
ランキング
1892
★★★★☆ 3.9 (96)
物語
3.7
作画
3.8
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いま再び、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。

詳細は公式サイトでも。あるいはTVアニメ版、劇場版を観てください。

言わずと知れた松本零士さん原作コミックのアニメ化作品。の劇場版2作目の位置づけです。制作は東映アニメーション。

これ、子どもの頃に映画館で観たんです。11歳ってことは、小5だったわけですね。思春期のとば口で、大層おねえさんであるメーテルにときめいた記憶がありますよ。

劇場版の前作「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPRESS」を受けての続編です。でまあ、何十年かぶりに、その前作を観て、これを観ました。つまり、プロメシュームを倒して、地球に戻ってきてからのお話なんですね。

今だから思うんですが、これって前作のヒットを受けて、まだ儲かると思って作ったんじゃないのかな。だって、前作で話は終わってるんですもん。で、地球に戻った鉄郎が、機械化人間たちと戦う生身の人間のゲリラに参加しているって…

さすがに、ちと無理があるんじゃないかしら。

そして、どこの誰かもわからない男が持ってきたペンダント?から聞こえる「鉄郎、999に乗りなさい」というメーテルの声に従って、999に乗っちゃうわけです。まあ、案の定それは罠だったわけですが。

んでまあ、すったもんだあって、終着駅は「惑星 大アンドロメダ」。もはや星の名前でもない。星雲ですよw

いちおうね、前作は多少なりとも理由付けがあって登場したキャプテン・ハーロックとクイーン・エメラルダスでしたが、今回はもうご都合でお助けキャラとして登場したにすぎない両名。宇宙海賊を便利に使いすぎですよw

取ってつけたかのような父親の登場。そしてバトル。大アンドロメダもシッチャカメッチャカになるのは、前作の惑星メーテルといっしょ。

こんな感じで、大人になってから観ると、強引さが目立つ本作。
ただまあ、あのころの空気感とか、ゴダイゴですらない外国人歌手の「SAYONARA」とか、ノスタルジーに浸れて、それなりに楽しめました。

ただまあ、999に思い入れのない人には、決してお薦めはできないかなとは思います。

投稿 : 2024/08/01
閲覧 : 38
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