waon.n さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ダンマチ成分を多分に含んだ別バージョン
【First】
絵がキレイで作画が良いです。
キャラデはデフォルメ強めで異世界もの観てるって感じがするので、物語の雰囲気に合っていると思います。
物語としては素質のない主人公が成りあがっていく王道サクセスストーリー。
最初から結構強いので、今後どうやって登り詰めていくのかをワクワクしながら見守る感じなるのかな。
そういう意味では、ダンマチとの違いは成長を神様と一緒に見守っていくスタイルにはなっていないという所かもしれません。
ただ、強い女の人を目指していくっていうのは変わらないので、もしかしたらそういう性癖をお持ちの作者様なのか…?
全然好みですけど!
とはいえ、そこに刺さらない人の方が多いようにも思うので、おススメ度は低めです。
今後視聴を続けるかは…分からん。
とはいえ、作画頑張ってるように感じる。というのも若干流して観ているので、演出がどうのこうのという所まで見通せてないのが正直なところです。
面白い…とは思はないけど、どうするんだろう?っていう興味は引いてくるので、もう少し見て見たいと思います。
レビューするかどうかはそれ次第かなという感じです。
ではよしなに~。
【Review】
第9話の段階でのレビューです。
前段でダンマチの成分とその違いみたいなのを書いたわけですが、9話まではこの作家さんのスタイルというか本質的なところを考えて観ていました。
見えてきたことといえば、人は追いつめられなければいけない。醜くなければいけない、恥をさらさなければいけない。という事。
いけないっていうのは、成長するにはっていう枕詞を省いています。
その上で、乗り越えられた人が成長していくんだっていう観念みたいなものが伺えるな~なんて鼻をほじりながら思って観ていました。
また、成長っていってもただ単に強くなるって事でもないように感じます。ドラゴンボールのような単純さでもっても、修行という経験を積んだり、実践を通じて死にかける事で強くなり、それを成長としている。
そこから、一段階深く人間としての成長に踏み込めている点がこの作品群(もう同じ世界観でいいや)の良い所だと思って観ています。
それは、知識的な経験や、強い味方と協力できるようになったとか、努力を認めてもらったとか、そういった頑張った上での付加価値みたいなものまで含めて成長だという考えが読み取れるように思う。
自己の開示は基本。
人間弱気になると、愚痴をこぼしたくなるもの、自分が失敗した事などを誰かに聞いてもらいたいみたいな事ってありますよね。
この作家さんは手練手管があまりなく、ダンジョン潜って危険にさらして、ドキドキさせてピンチにして自己開示が主だった方法。
このボキャブラリーがもっと多くなってくると良いのだけれど…と思いつつもキャラの深堀りができているからまぁ見れちゃうんですよね。
でいうと、今作のシオンアルスターみたいに、僕を見てっていうのは直接的でカワイイくて結構好きでしたし、彼を見たいなっていうのが視聴の動機になっていました。
しかしまぁ、そろそろカワイイ女の子を深堀してもらいたい。
コレットとか何でそんなに執着しているのか、それは恋心だけなのか、みたいなところが気になりますね。
さて、最終話までもう少し気づいたときに観て、気づいたらレビュー更新しているかもしれないです。
では、よしなに。