「悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~(TVアニメ動画)」

総合得点
68.2
感想・評価
180
棚に入れた
602
ランキング
2204
★★★★☆ 3.4 (180)
物語
3.3
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 いわゆる悪役令嬢もので、主人公のユミエラ・ドルクネスがゲーム設定により周囲に
恐れられたり、嫌われたりする点など、異世界で主人公が酷い目に遭うところから始まる
「ざまあ系」とでも言うのだろうか、そういった系統に近い要素も。
 それでも前述のざまあ系のような陰湿さがないのはユミエラが自身の境遇がゲーム設定に
よるものと理解していたり、転生前から孤独なタイプであったこともあるだろうし、ユミエラの
強さによって生じる観ている側にとっての安心感もありそう。
 しかし、なんと言っても一番の要因はユミエラのどこかずれた部分にあるように思える。
 このずれた部分は笑いどころにもなっており、ユミエラ並びに作品自体の魅力に繋がっている
印象。

 ストーリー自体はユミエラのとんでもない強さもあって至極順調に進む。
 そういう点ではいささか盛り上がりに欠けたりもするが、元よりストーリーの妙で
魅せるような作品ではないから、まあいいか。
 それにしても人の心情の機微に疎いユミエラが、パトリック・アッシュバトンから告白が
あったとは言え、1クール内で恋仲になるとは思わなんだ。

 キャラに関してはユミエラが飛び抜けている感があるが、エレノーラ・ヒルローズも
面白枠という点では負けていない。ある意味、ユミエラの天敵とも言えそう。
 ストーリーにはあまり用がないキャラだったが、今後の展開で絡んでくるのかな。

 冒頭においてはゲーム主人公であるアリシア・エンライトを中心とした描き方をして、
こちらが作品の主人公と思わせるミスリード演出をしていたが、ちょっとしたいたずら感が
楽しい。

2024/07/21

投稿 : 2024/07/21
閲覧 : 39
サンキュー:

2

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