STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とりあえず簡単な感想
原作は未読。
本作の発表が2024年で、前作の「京都不浄王篇」の発表が2017年だったから、随分と
久々な印象。
前作は京都が舞台ということで、主役以外では勝呂 竜士に焦点が当てられていたが、本作は
神木 出雲がそれに該当。
特に出雲に関してはシリーズ序盤から他人に壁を作っているようなところがあったが、
その真相がついてに知れて興味深いと共に、本作でやっと救われた感があるのが良かった。
妹との問題はちょっとほろ苦であったが。
もう一人、焦点を当てられたキャラが志摩 廉造。
「京都不浄王篇」でも影が垣間見られたものの、基本的にはコミカルな役回りだっただけに、
イルミナティのスパイだったのはかなり驚かされた。
結局は二重スパイというオチであったが、それでも逆にイルミナティ側の二重スパイの線も
捨てきれず、今後の展開が気になるところ。
ストーリー的には主役の奥村 燐の活躍で問題が解決していくが、印象度自体はいつもより
弱かった感じ。
本作内でのラスボス的役割だったのが外道院 ミハエルで、これがかなりのゲスキャラ。
それだけに結末は溜飲が下がる感じ。
キャラデザインって、作品によってデフォルメ度合いの強弱があるけど、外道院に関しては
他のキャラに比べてデフォルメ度合いが強くて、彼だけ人間離れしている感が。
2024/07/21