AW10 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
原作・ラノベ版ファンですが、1話切り
ゴミです。
もう一度言います。ゴミです。
この作品の良いところ全て、須く、悉く、一切何もわかってないただの「会社員」が作ったナンチャッテ作品です。
演出・音響・脚本・セリフ全て原作を一ミリも読んでない素人が作ったとしか思えません。
1話冒頭、話の掴みからして最悪。
中途半端に回想を混ぜるのも意味不明でしたし、「僕の腕を食べたー」は流石に失笑通り越して不味い飯食わされたシルヴェスター・スタローンみたいな顔になりましたよ。
加えて戦闘描写や兵器類の描写も劣悪。
主人公ハジメが主に使う超重量級の大型リボルバー「ドンナー」と「シュラーク」ですが、これ重量級の弾頭を火薬を圧縮した上に銃身をレールガン化させて射出してるもんで、威力で言えば現代の対物ライフル並の威力や貫通力を誇ります。
故に銃声も「ドパンッ」という凄まじく重い銃声の筈なんですが、アニメだと「ピチュンッ」です。あり得ない程軽い銃声。
そんな程度の筈無いでしょ?そんな程度の火薬量で、どうやって巨大な熊の魔物の四肢を一発で吹き飛ばし、ヒュドラの首を飛ばし、掠っただけで火傷を刻むと言うんでしょうね。
それにアニメだとハジメが連射してますよね?
いや、実際連射する時はしますし、それ自体は問題じゃありません。が、連射してるタイミングが最悪なんですよ。
奈落に落ちドンナーを作ってすぐの頃。ハジメが片腕を失い、資材も満足に無くリロードにも時間が掛かる状態。
当時ハジメにとってリロードは非常に大きな隙であり、 装填数6発の内で仕留めるのが鉄則。故に無駄撃ちは一切せず、撃つ弾の全て一発一発に牽制・攻撃・誘導・トドメと意味がある。
でもアニメだと弾幕張ってるんです。リロードに数十秒掛かる、装填数たった6発のリボルバーで。
どうやって?弾の意味は?そんなもんありません。ただそれっぽく作っただけなんですもの。
それから光輝。あいつポジション的には完璧に「勇者」なんですよ。
文武両道・容姿端麗。物語開始時は覚悟や理解が足りないとはいえ、絵空事の理想を本気で語る野郎。王道作品ならまず間違い無く主人公張ってる奴。
それが光輝です。
それがアニメだとどうですか?ナリは勇者ですが目立たないしモブ顔の量産型勇者。
主人公ハジメは魔王・黒・物量・現実主義なら、光輝は勇者・白・質・理想主義。丸っきり逆の言わばライバルポジションです。
モブ顔のライバルとかあり得ないでしょう?意図的にモブ顔にしてある場合もありますけど、このアニメに関しては「大して重要視してないだけ」ですよ。