てとてと さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
頭脳戦?異能鬼ごっこ?ライアー・ライアーよりあっさり見られる点は良い
異能持ちの主人公ヒロインたちが、神が用意した理不尽シチュエーションで、頭脳と異能で鬼ごっこサバイバル?
作者は2期も放送されている「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」と同じとの事。
【良い点】
ルール開示されていない不利な状況から開始、異能駆使して猛攻凌ぎつつ観察、攻略ギミックを推察して反撃という流れは悪くない。
神は理不尽だが卑怯ではなく、法則はあるっぽいので、異能で逃げつついかにそこを突くか?という勝負。
一部、ああ成程?と思う回もあった。
世界観も、理不尽な神のルール対主人公たちの異能と頭脳とチームワーク、というサバイバルバトルの舞台としてはアリ。
ライアー・ライアーと比較して、あまり不快要素が無く、淡泊に見ていけるのは良かった。
金髪の子は仲間外れにされていたがちゃんと解決したし。
ヒロイン二人はそこそこ可愛かった。
そのためか、ゲームバトルしていない日常回は比較的マシだった。
【悪い点】
後出しや即興ルールが横行していてゲームや頭脳戦が成立していない。
カードゲーム?回とか、子供のオリカ合戦みたいだったり。
また、ルール見抜く過程が頭脳ではなく異能頼みの鬼ごっこなため、頭脳戦で逆転勝利するカタルシスも稀薄。
その鬼ごっこも世界観上死なないのも緊迫感に欠ける。
主人公も淡泊で、良い意味の中二病的なカッコよさも地味、鬼ごっこの途中経過が盛り上がらず退屈。
神も没個性というか自然災害的、キャラがある神は没個性な萌えキャラなど、キャラ間の面白味が地味。
一応ヒロインズとの交流はあるが、あまり印象に残らず。
サバイバルの過程でモブを捨て駒にしている感じもイマイチ。
【総合評価】2点
ク〇アニメと呼べるほどのネタ要素すら無く、空気アニメだった。
評価は「悪い」