タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
雑誌を買うとき上から3冊目ぐらいを取る。あああああ、小市民。
詳細は公式サイトでも。
東京創元社『創元推理文庫』にて刊行中の、米澤穂信さん原作ラノベのアニメ化作品です。制作は「アンデッドガール・マーダーファルス」のラパントラックです。
「氷菓」の原作者が書いている新たなライトノベル小説ですね。まあ、初回の印象は、良くも悪くも「氷菓」という評価。
作画は、「アンデッドガール・マーダーファルス」で唸らされたラパントラックだけあって、非常に良好でしたね。声優に関してですが、ちょっとね、ヒロインの声が聞き取りづらい。ずっと裏声で発生している感じ。まあ、「僕ヤバ」の山田もそんな感じだったので、羊宮妃那さんはそんな感じなのでしょう。
なんていうか、「氷菓」もそうだったのですが、学校で起こる「取るに足らない事件」を大げさに、そして多弁に解決していくといったものだったので、これは好き嫌いが分かれそうですね。
ただまあ、本作は「小市民」って謳っているので、そんな感じでもいいのでしょうね。初回は可もなく不可もなしといった印象。ただ、最後の引きがうまいですね。次回の展開が「わたし、気になります!」
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
初回で気になった内容をすっかりスルーして、単発の「どーーでもいい」推理劇を展開します。
申し訳ないですが、どうやって洗い物を出さずに美味しいココアを3杯入れたのか、なんて謎は何の興味もないんです。
これがね「氷菓」で千反田えるが「どうやったんでしょうか。私、気になります」ならいいんですが、同じことをこれでやられても…
もしかしたら後々、なんらかの解決編があるのかもしれませんが、チャリを不良にパクられた件をここまで華麗にスルー(泥棒の見張り役が乗ってたで片付け)されると、本作が「私、気になりません」。
キャラ同士の掛け合いが、尋常じゃないくらいありえない言い回しなのも嫌だねぇ…
{/netabare}