タック二階堂 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今期P.A三連星の真打ち登場。
詳細は公式サイトでも。
P.A.WORKS制作のアニメオリジナル作品です。今期3作品を全話納品済みのP.Aが最後に送り出してきた作品ですね。
高校時代の仲良し女子3人組が、YouTubeチャンネルを作って楽しく配信していたけど、主人公の“まさ吉”がメンバーをぶん殴って動画は炎上。メンバー脱退することに。そんな失意のまさ吉と、20年眠っていたヴァンパイアのりぶが出会って、一緒にYouTubeチャンネルを新たに立ち上げることに。
というお話です。
うん、面白かったですよ。
アニメなんだから、こういう奇想天外な話は大歓迎です。キャラデザも可愛いし、作画もさすがのP.A。良好でした。
黒い三連星で例えるならオルテガといった立ち位置の本作。でも、3本のうち、これが一番面白そうです。期待大。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
すっげーつまらなかった…
んーっと、これは好みの問題もありますので、全てに当てはまるわけではないのですが…
そもそも、いわゆるユーチューバー的な企画がこれっぽっちも面白いと思わないので、それを題材にした作品も面白くなるわけがないんですよね…
たとえば「二人羽織で流しそうめん食べてみた」とか「汚部屋女子のゴミを片付けてみた」とか「罰ゲームでニンニク山盛り食べてみた」とか「札束の風呂に入ってみた」とか、そういうやつね。
百歩譲って、こういう企画が面白いっていうのは、企画が面白いんじゃなくて、そのユーチューバーが好きだっていう層ってことですよね。でも、まだこのキャラたちに愛着湧くまで至っていない段階で、しかも物語としてク○ユーチューバーみたいな企画をやられても…
このあたりの内容を面白く感じられなければ、ちょっと厳しいのかなと思っている自分がいます。あの「あやねる劇場」のアニメも同じよね。vtuberの雑談配信にこれっぽっちも興味がないと、やっぱりアニメも楽しめないもんです。
正念場かな。
{/netabare}
====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまで3打席(話)、当たりはいいけどヒットに恵まれていませんでしたが、4打席目にして遂にホームランが出ましたね。
素晴らしい回でした。
これこれ。こういうのを求めていたんですよね。譜風の思い出、そして歌ってみたをやる流れが完璧。うんうん、思わず涙が流れましたよ。
うまくハマれば「アキバ冥途戦争」レベルの良作になるんじゃないかって期待が出てきましたよ。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
この回のタイトル(お帰り!ここが今からあんたの実家だ!)の出し方とか、すごい「アキバ冥途戦争」感がありますね。ずっと、これはP.A3作品の中でも、すごくP.A感を感じていた作品です。「サクラクエスト」も、ちょっと感じるかな。
なので、好きなP.A作品のひとつ。
今回のストーリーも良かったですね。面白かったです。真咲が妹に感じていた罪悪感っていうのかな、あるいは家族からの疎外感? を少し払拭できましたって話。
あんまり評判良くないですね、本作。
でも、作画はいいし、キャラデザも可愛いし、ストーリーもいい意味でハチャメチャ感があるし、ギャグコメってこういうのだよなって思わせてくれるいい作品だと思います。
僕はすごい面白いと思っているんですが、まあ【推しの子】がつまんねえとか言ってる男の評価なんで、あんまアテにしないほうがいいかもですねw
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
まさに「どんでん返し」な最終話でした。まあ、ある程度、途中で予想はついたけれども。
全編を通じて、終始キャラの作画が安定していて、さすがはP.A.WORKSといった印象でした。ストーリーも、ぶっちゃけ面白YouTuberとか興味はないのですが、それはそれとしても「まよパン」の面々は楽しそうで良かったです。
ただまあ、YouTuberのアニメってもの自体が少ないし、これがうまくいったから二匹目のドジョウを狙っても面白くはならない気がします。そもそもYouTuberとかVTuber自体が面白くないから。実際、同期のあやねるがCVのVTuberアニメが面白くないのが、その証拠。
なので、これはこれで完結していると思います。
面白かったけど、メインストリームを走るような作品にはならないだろうなぁ…
{/netabare}