タック二階堂 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
P.Aだからって評価を甘くしませんよ。
詳細は公式でも。
今期、3本の制作を請け負ったP.A.WORKSオリジナル作品です。キャラデザは「true tears」「SHIROBAKO」「パリピ孔明」を担当された方です。
えっと、ここんところ破竹の勢いで良作を送り出しているP.A。今期も3本を担当するという無理筋。ですが、すでに3本とも全話納品済みという離れ業を演じています。
で、だ。
本作。チア部の主人公が、パルクール女子と出会って…という話は事前情報で聞きましたが、えっと…
なんですかこれ?
とにかく話がまったくわからない。
武田羅梨沙多胡さん演じるブラジル人のハーフ(クォーター?)が、まあ意味がわからない。不人気YouTuberで、主人公にいきなり動画に出てほしいと。見ず知らずのJKにだよ? んで理由は「上向いて走っている姿が一生懸命で、見ている人を元気にするから」だって。
なのに、元々は屋根の上を走り回っているパルクール女子を追っかけていたっていうから、意味がわからない。
んで、なんやかんやあって、今度は主人公がパルクールJKと鬼ごっこ。やー、パルクールの作画を見せたかったんだろうけど、追っかける意味がわからない。理由は「お話したいから」だって。んで、車にひかれそうになって、大ジャーンプ!! 見事、着地成功! 超エキサーイティング!!! 私、飛べたよって涙を流します。
なんですかこれ?(2回目)
やべえ。久しぶりにP.A作品で頭が???ってなりました。「グラスリップ」以来、10年ぶり2回目です。
とりあえず3話までは様子見します。が、僕がこのマゼンタが強く乗った色彩の映像に慣れるのが先か、うんざりして断念するのが先か。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
主要キャラが6人って多くないすかね。なんか、まとまりきらない感じがしますね。
でまあ、それ自体はいいとして、当然ながら学園モノなので、主人公のチア部の先輩やら同級生やら、パルクール女子と黒髪お嬢様の学校の同級生やら、わらわら出てきます。しかも、それがモブ扱いじゃない感じなのがもうね…
物語に入りきってないのに、知らん顔を増やされても困ります。
金髪ギャルがDTMマスターだったり、黒髪お嬢様が作曲できるとか、どこの「ヨルクラ」ですか?
てかさあ、もうパルクールどころの騒ぎじゃないでしょ。そんなんくノ一ですよ。猿飛佐助じゃないんだから。
作画は今期P.A3連星の中では最下位。「サクナヒメ」>「まよパン」>本作って感じです。
ちょっとねぇ。次で判断しますが、離脱候補です。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
3話で、ほんのちょっとだけ盛り返した感のある本作。6人でYouTubeにチアによる応援動画を上げましょうって目的ができたんですが…
今回、いきなり金髪ブラジリアンの杏那のバイト先であるレコード店が、閉店してレコードを東京の業者に譲るって話。んで、そのレコード屋を応援するって流れです。
う~~~~~~~ん…
なんつーか、まあ、よくある話ですよね、このパターンって。
なんか大仰に始まって集結した割に、最初にやるのがそれ? なんかスケールが小さいよね。それに、やってることって「白い砂のアクアトープ」と一緒じゃん。
やー、これはねぇ…
「グラスリップ」よりは話がわかりやすくなってきましたが、そのぶん面白くないというジレンマ。う~ん…
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
いや、ビックリするぐらいつまらなかった…
まあ、大方の予想どおり、レコード屋はつぶれません。なんか、有名アーティスト?なのか、杏那の知り合いのMIAとかいうのが来店したら、SNSで拡散されて黒山の人だかり。ふだんは来ないくせにね。
で、店主のじいさんは「もう少しだけ続けてみるか」だって。なんでしょう。結局は、このじいさんの胸三寸で決まる話だったわけだ。普通に説得すりゃいいものを、2週にわたって手の込んだことやって、パツキン杏那をキャラ変させて、挙げ句がじいさんの気持ちひとつだって。
アホらしい…
やったことは、高崎の盆踊りで披露するため、チアのダンスにカポエイラを取り入れて、子供やお年寄りでも楽しく踊れるダンスを作ろう! そのために、ヨガのレッスンを受けよう。イテテ、こんなポーズ取ったことないから痛いよー。
えっと、なんですかこれ?
んでまあ、グンマーだしね。来週は温泉回でテコ入れざんす。もうけっこう。P.Aは猛省してくださいね、こんなの作ったことを。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
もし面白くなったら、と期待半分不安半分でアディショナルタイムぐらいの気持ちで観てみました。結論、観なくてよかったなぁ…
もう今さらアニメのご都合展開につべこべ言うのもどうかと思いますが、お祭りでもらった抽選券で温泉旅行が当たった! なんとファミリープランで最大6人まで行けるよ! だって。
う~ん…
で、そこから水上温泉の宿に着くまで約4分半(OP除く)。驚きの早さ。言うだけ野暮ですが、各女子は家族っていないんですか? 女子高生だけで温泉旅行1泊、普通のアニメだったら親に「行っていい?」的なくだりをやりませんか?
温泉地に着いたら、みんなでチアの衣装に着替えて、街で「応援してほしい人いねがー?」と練り歩く。バンジーで飛ぼうとする人を見つけて、GO GO バンジー! と声援を送るポンポンズ。さらには、木に登って降りられなくなった猫、横断歩道を渡ろうとしているおばあちゃんに声援!
えっと、そんなことします? あまりにも常軌を逸していませんか?
挙句の果てに、山登ってやってきたチア部の先輩に遭遇。なんと合宿だそうです。ご都合主義、ここに極まれリ。んで、露天風呂でチアをやりますよ。「※温泉でチアはいけません」だそうです。
ダメだ。アホらしさ爆発って感じ。
もう追わないです。ここから話がまともに戻るとは思えない…
{/netabare}