「終末のイゼッタ(TVアニメ動画)」

総合得点
74.9
感想・評価
797
棚に入れた
3910
ランキング
858
★★★★☆ 3.6 (797)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

友情VS煽情=伝説の白き魔女

リアタイで注目していたんだけど
途中で断念していたので改めて初回から視聴

この時期で言うと「ユリシーズ」と同じく
実在の戦争をベースにしたハイファンタジーで

ストーリー自体は奇をてらうことない王道
ビビットレッドオペレーションで吉野弘幸氏は
警戒していたがストレスフルに話が見られた

舞台は1939年のヨーロッパ
ナチスドイツをモデルにしたゲルマニア帝国は
近隣諸国に侵攻して圧倒

火の手は小国であるエイルシュタット王国にも及んだ
皇女フィーネは外交の為訪れた第三国で
ゲルマニアの親衛隊に捕縛され護送される

銃口を突き付けられても気丈に振るまうフィーネ
それに呼応するようにゲルマニアが捕獲した装置が
謎の光を発行する

出てきたのは赤い髪の少女
フィーネは顔を見て即座に思い出す

幼少期に湖で見た魔法を使う少女
イゼッタという事に

イゼッタは自身の力を使ってフィーネを救出すると
敗走していたエイルシュタット軍と合流

だがゲルマニアは侵攻を進めていた
戦車と航空機を同時展開する電撃戦で劣勢に追い込まれる

しかしそこで立ちはだかったのはイゼッタ
魔女の生き残りである彼女は以前身を挺してかばってくれた
フィーネのために祖母から禁じられた魔法を使って
一個師団を撃退する

フィーネはイゼッタを戦渦に巻き込まないよう
逃げてほしいと伝えたがイゼッタは恩を返したいといい
エイルシュタットの救世主として戦う

魔女の力が発揮できる鉱脈があり
外れると魔法が使えなかったり

ゲルマニアが白き魔女の遺体からクローンを
生成したが肉体限界があるなど

細かい設定のうまさで戦線のバランスを取っているので
冗長する話がなくテキパキとみられた

キャラクターもゲルマニア側の声優が
全員ベテランの実力者ばかりで豪華だし

なによりイゼッタがかわいいよかしこま!(謎ぶっこみ)

魔女の力を世界中に発信するエイルシュタット
魔女の秘密を探りイゼッタ打倒を目指すゲルマニア

この両国に他国が巻き込まれる展開で
作中空気のソ連(作中ではヴォルガ連邦)
アメリカモチーフのアトランタ合衆国は
模写不足かなとは思った

最終決戦はお互いの魔力を最大限吸い上げての
核融合みたいな衝突により魔力がなくなって
ゲルマニアが予定していた長距離ミサイル攻撃が
失敗するという展開

たしかにアインシュタインが核爆弾の実験していたし
アメリカに亡命してB29に搭載させたんだよな

くそぉ~ベルクマン許さねぇ~(ゾフィー調の激おこ)

ラストカットでイゼッタ生きているし
ゲルマニアの最後が総統閣下シリーズ思い出せて
個人的には笑わせてもらった>オイ

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 80
サンキュー:

3

終末のイゼッタのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
終末のイゼッタのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Bハウスが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ