buon さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:----
つよい
1,2,映画(誓いのフィナーレ)を観てきたものへの集大成。
この評価の高さはそれを前提とすることと、自分の状況から高くした節があります。
細かい作品内容は省略、言いたいことだけ綴ります。
大抵の文言の末尾に「感じる」とか「思う」が隠れていると思ってください。
くどいのでそれも省略。
このシリーズは組織運営とキャリアプランが礎にあります。
組織運営は、目標があってそれを達成するための管理・調整の業務・行動。
キャリアプランという言葉はメチャクチャ嫌いで、個人の目標達成のための行動計画、個人の将来(未来)のための行動計画、みたいな。
適切な言葉が思い当たらん、個人の将来の目標達成のための行動計画、みたいの。
営利じゃないし、給与もない、
本業でもないし、義務もない、
終身雇用はないが最大の期間だけは3年(未満)と決まっている。
違いはあれど、この作品は組織運営と将来の行動計画が関係している。
登場人物の何人かがそれらに本気で取り組んでいる。
結果的に成功している。
私はこの組織運営も自分の計画を練るのもメチャクチャ苦手だ。
そして彼女ら彼らのように真剣には取り組んでいない。
四十路にして困ったもんだ、と言うよりどうにもならんに近い。
登場人物みんなの成長速度は凄まじい。それは真剣さが段違いだからだ。
本気で何かに取り組む、そして結果を出す、それの難しいこと。
本気で人とぶつかり、関係の改善を図る、それの勇気のいること。
本気で目標を達成しようとする、それの原動力のいること。
本気で目標達成のために新しい方法に挑戦すること、それの苦しいこと。
そもそも本気になるために自分と向き合うこと。
人間、本気になったことは一つはあるのだろうけど、
じゃあ具体的に行動したり、相手に配慮して行動を続けたこと、
誰にもあることなのだろうか、
そうではない人のほうが多いように感じる。
あるいは、
自分ではそう思っていても独り善がりになっていることの方が多いのではないか。
みんなではないが、
登場人物はとても力強く、たくましかった。