「【推しの子】第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
70.5
感想・評価
71
棚に入れた
510
ランキング
1537
★★★★☆ 3.7 (71)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

第2期9話✕→第20話◯

第20話
 舞台編終了、アクア感情演技爆発、アニメ演出最高とはいかなかった。やはり及第点ではあるものの何か物足りない。アニメ演出もアイが生き返ったら!!の場面が淡白すぎない?原作漫画なぞって、すこし(だけ)演出こって無難に逃げてない?舞台終わりの挨拶長すぎない?てかいらないのでは?いろいろと、?が多かった。
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第19話
 舞台編ヤマの有馬かな覚醒とアクア感情演技へ。原作漫画では、ワンカット、ワンシーンで描写されたものを、アニメではそれなりに改編、演出してきた。だいたい予想どおりみたいな印象だった。
 予想を超えはしないが、予想どおりの安心・安全な無難さ……。べつに〜ってシラける批判もあるかもしれない。最近観た京アニの「響け!ユーフォニアム」と比べたりするから、物足りないのかなあ〜、でも及第点。比べる対象が贅沢過ぎる。原作には忠実なんだが、間延び感はぬぐえない。
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第18話
 本格的に舞台編へ。あかねの回想が邪魔かなあ〜と思っていたら、上手く劇中へつないだ。やはり舞台のアニメ化は、画面映えして見応えがあった。上出来
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第17話
 メルト君の回。アニメのOPにCM挟んで劇中舞台のOP(アニメでは2回目の配役紹介)と、なんだかだるい気分になってから、メルト君登場。漫画原作でもヤマの一つなのもあって、アニメ演出はかなり攻めてきた改変。おっ!!と思ったらED。前話よりは楽しめました。
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第16話
 ほぼ原作に忠実な展開。随所にアニメらしい演出はあった。しかし、なんだかもの足りない。アニメ新規勢には分かりやすかったかもしれないけど。
 原作勢としては、舞台の迫力ある演出を望みます。次回に期待。やや中だるみ感があるのは否めないです。
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第15話
 前半は前回の話を受けて、東京ブレイド原作者が納得いかなかった舞台脚本を脚本家と遠隔リモートでリライトするストーリー。漫画原作にあった舞台プロデューサーの「じいさんの◯んぽの一本や二本◯ゃぶる覚悟」というセリフがカットされずに、ピー音で再現。センシティブな「今」だけど、まぁ思い切りましたね。

 続いて、脚本が出来上がり、舞台稽古へ流れるくだり、まぁまぁスピーディーに感じた。
そこからアクアが1期1話のアイの殺人現場でアイの血を浴びる惨劇の記憶をたどり、PTSD (トラウマ)を発症する場面へ。楽しい記憶では、恋愛リアリティーショーの交流や有馬かなとの交流(このあたり原作勢にはニヤリの場面)が描かれた。
 トラウマがあるため、感情演技に難のあるアクア。克服できるのかが次回へとつながる。

 演出は良くできていて、原作の雰囲気も良くでていた。ヤマはまだ後にあるので次回も楽しみだ。 
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第14話
 原作通りの展開と勝手に思って、OPとEDに尺をとられ展開が遅いとか考えていたが、実は細かな改編があって見逃していた。
 なんだか薄いカルピス飲んでいる感じとか、原作をただなぞっている印象は、実は浅い見方だった。
 
 走り過ぎの展開のほうが、まだ良いのでは?と思ったのは、アニオリ挟めば批判出るとの思い込みから。アニメしか観てない人には、演出からして、分かりやすいものでした。EDは、次回にかなり期待を持たせるタイミングで良かった。
 
 【推しの子】に期待するものは、観る人によって異なるし、アニメだけの人からすれば、舞台編で何やってんの?となるかもしれない。1期1話90分の衝撃からすれば、その後の今日甘や恋愛ごっこテレビのエピソードも「??」になるのは、理解はできる。しかし、派生的なエピソードでも充分な魅力があるのである。
 
 アクアの復讐材料集めに付属するものでしかないのは確かなのだが、その付属物がストーリーのメインに広がる。原作勢も、しばらく読んでいなければ、そのことを忘れてしまい、細かな演出を見逃してしまう。
 
 創り込んだOPとEDが時間的に長すぎるとか、短いバージョンにでもならないかなとか、サブスクでは早送りはするにしても、不満を持ってはならないと自戒した。
 
 高みに行けるどころか、コケそうな悪寒すら感じたのは浅はかでした。次回も、楽しみです。
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第13話
 12話の「掴(つか)み」(アニオリ)から、原作踏襲に時間を巻き戻して、舞い戻ってきた感じ。OPとEDは、かなり格好良い。しかし、原作者のダブル歯ブラシのシーンにかこつけた歯磨き粉のCMには、笑(えなくて、なんだなかな?)だった。

 「セクシー田中さん」ではメディア化したテレビ会社(日テレ!!リスペクトすらない使い捨ての姿勢は最悪)自体が、会社ぐるみで原作者をないがしろにしていた。(結果、あまりに悲しい結末)
 本作ではそこまでには至らない、よくある揉め事とソフトにしている。
 
 また、最近の演劇舞台のエンタメ的な発展(2.5次元)も伝えようとしている。原作漫画にほぼ忠実なアニメ化のストーリー展開だった。

 これから、原作者と脚本家が共同執筆の流れになるのだが、リアルの社会ではあり得ないことだと思う。でも、面白いから楽しみにしてる

 次回も、ワクワク
 
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第12話
 いよいよ2期の始まりですが、物語の連続性重視のためか1期最終11話に続く第12話から始まります。原作漫画での「舞台編」で「東京ブレイド」という劇中漫画を舞台化するストーリーを「漫画のアニメ化」というかたちでの制作となります。
 なんというか、ある種の皮肉にもとれるアニメ化となっています。

 漫画では、大ゴマ一コマの余韻での表現をアニメでどう補完していくのか?とても楽しみです。その楽しみと難しさの問題で、奇しくも12話から次回にかけて、「東京ブレイド」の漫画原作者と舞台脚本家が対立することになります。
 漫画では省略が余韻として伝わるのですが、尺が短いうえに遠い観客にまで理解させなければならない舞台では、脚本家はかなり変更せざるを得ない。それが原作者の許容範囲なのか否かは、今現在ホットな問題です。

 アニメ化のほうは、12話をみる限りでは、かなり成功しているように思います。1期の大ヒットもあって作画・演出とも迫力十分でした。 
 ただ、楽曲は1期に比べたら聴き劣りするのは仕方ないでしょう。1期のOPとEDは、最高過ぎたから……

 原作の舞台編は読者からも好評であり、アニメでも成功は間違いないでしょう。あとはどれだけの「高み」に行けるかです。 

 ラスト、原作者の「ぜんぶ」のセリフ
 印象的でした

 

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 301
サンキュー:

4

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