ato00 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
時間感覚の喪失
8話は置いといて、全体にほっと一息の今クールでした。
それもこれも炭治郎の穏やかなキャラあってこそ。
天然ボケ成分が多いのはうれしい限りです。
柱稽古編というだけあって、各柱の紹介がメインです。
次の無限城編を効果的に魅せ、視聴者をシンクロさせるしかけでしょうね。
ただそもそも、柱による稽古は必要あったのだろうか。
私にはモブ隊士をいじめているようにしか見えませんでした。
7話終盤から8話の時間の流れが異質でした。
鬼舞辻󠄀無惨の歩みが長くてユックリなこと。
お館様のしゃべりが長くて穏やかなこと。
どこか、時間を超越しているように思えました。
急転直下の柱集結が早いけど遅々として。
お館様のお屋敷があり得ないほどゆっくり大爆発して。
自分の中の時間の歩みが一時的に止まったように感じました。
どういう仕掛けかわからないけど、皆で無限城に落下。
皆???状態でした。
しかし、猪之助は、エビフライととも落ちて嬉しそう。
善逸はかっと目を開き微動だにせず。
次の始動に備えているって感じです。
目にもとまらぬ戦闘シーン。
目に突き刺さる映像美。
観るものを引き込む演出。
荘厳かつ迫力のある音楽。
やはり鬼滅の刃は只物ではありません。
柱の背景も徐々に明らかになり、ついにロングスパートに入りました。
劇場版3部作もきっと素晴らしいことでしょう。