どどる さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
順当にたのしい
特にどうというほどではないが、順当に楽しい。気分のよくなる暇つぶし。
まず大前提として中華製なので、かなり日本製に寄せてあるが、あちらこちらで中国の香りがする。
そういう異文化の感触が好きな人にオススメ。洋画、洋ドラ、邦画、邦ドラ、インド映画、メキシコ映画、チベット映画、フィリピンの特撮、と細かくつまむのが好きな人。
コメディ寄りの異世界転生が見たい人にもオススメ。
{netabare}終盤から謎シリアスに入ったりしない。
コメディの中で筋を立て、コメディの整合性の中で終わる。これは意外と出来てない作品多いので、かなり加点要素。
{/netabare}
特徴的なのは、そのゲーム度の高さだろう。
{netabare}街中の会話をスキップしたり、衛兵をKILLしたりする。地面の下に土が無い。
そしてメニューを開くと時間が止まる。オフラインゲームだったのか。
ほんとにゲームの世界。
この点に関しては明らかに日本製アニメと態度が違う。日本製アニメは、ゲーム世界をまるで現実のように認識させようとする作品が多い。NPCやモンスターの死亡を悲しんだり、転生でもないオンラインゲームなのに食事をして味を感じたり、といったことが過度に行われていると感じる。
個人的にこれは異世界うぉんてっど!に軍配が上がる要素。
普段からゲームを遊ぶ人間として、自分のゲームプレイヤーとしての肌感覚を裏切らな。違和感がなかったのはこちら。
{/netabare}