テナ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
演技がいいだけに残念
アイドル声優を頑張る2人のJKが声優業を頑張りながらラジオ番組をするって話しです。
これは絵は可愛いかな?
どう言う人に合いそうかな?
なんか、「ろこどる」とか好きな人は楽しめそうかな?
ちょっと無理やりな部分も目立ちますが、軽い声優アニメって感じがします。
歌種やすみは正義感の強いギャルって言う感じかな。
言うことはキツイ時があるけどキチンと言葉に芯がある感じがしましたね。
夕暮夕陽は冷めてる感じかな?
冷静って感じかな?
最初は突っかかり気味だけど、夕陽は普段はボッチだから、やすみと一緒に何かする事を楽しんでいる感じがするんですよね。
で、この2人、同じ学校の同じクラスであり、仕事でラジオをする事になるけど、空気悪い…
ディスり合うわ、マウントを取り合うわ不仲で喧嘩ばっかりしています。
例えば、コロッケがお肉屋さんで売っている事を知らない事がバレて夕陽がコロッケマウントを取るなって話してたけど、普通に話の流れだしマウントは取ってないよねww
やすみも言われたから言い返したけどw
でも、話が進む度に心の奥底ではお互いの良さが見えていたりと2人の関係の変化が見えるのはいいですね。
同じ学校の同じクラスだから始まったラジオ。
ただ、これ同じクラスって公開していいものなのかな?
元とか過去形ならともかく変に個人情報を特定にヒントを与えるような事言っていいものなのかな?
私の考えすぎ?
出待ち動画とか騒ぎがありましたね。
有名人は大変だけど、正直出待ちされたら怖い気がする……
眼鏡の木村君は悪い子じゃないけど写真から特定したりするシーンってゾッとしますねw
で、夕陽に有名なアニメの仕事が決まるのですが、それと同時に夕陽が監督と2人で歩いている写真が出回ります。
それは夕暮の騎士と名乗る悪意ある同じ学校のファンでした。
コレ最低ですよね……
夕陽「人の生活暴いて盗撮するのは許されてなんで私の方が加害者みたいに言われなきゃいけないの?勝手に期待して勝手に想像して勝手に失望して!もぅいい加減にしてよ!」って言うのもそうだよねって思いました。
撮影して根も歯もない噂と一緒に写真あげられて騒がれてディスられて、それが事実じゃなかったら、どうするの?責任取れるの?って思うんですよね。
コレで真実じゃなければ大変な事で真相を確かめもせずに、話題になるとか、数字が取れるとか、いいねが欲しいとかで勝手に晒して盛り上がる事の何が楽しいのか、こうして誤解や勘違い一つで、どれだけ本人が傷つか、どれだけの人に迷惑が掛かるのか、何も考えないの?って思うんですよね。
ファンもファンとしてのルールが守れてのファンだと思うんですよ。
それが、真実だろうと嘘だろうと、真相を知らない人が臆測で、なんでもかんでも発言したり配信しちゃいけないでしょうって思います。
本当にファンなら先に1番に心配しなきゃいけない人が居るんじゃないかな?と思うのですが私の考えすぎかな?
やすみのフォローの動画で「騙してごめんなさい」ってセリフがあるけど、謝る事なのかな?って思いました。
私は実はそう言う物だと思ってます。
自分で考えても、例えば家族や友達といる時の立ち振る舞いって違うと思うんですよね。
学校や会社での立ち振る舞いも違うかもしれないし、会社での打ち合わせで他社との契約の場や接客業でお客さんとのやり取りとか、やっぱり立ち振る舞いは違う気がします。
声を少し高くしたりとかニコニコしてみたりとか?方言がでないように標準語を意識するとか、それはアイドル声優も同じではないでしょうか?
実は不仲でしたってのも、学校でも先生の前では仲がいいとか、部活中だけ仲がいいとか、会社でも仕事だから一緒にしてるけど実は仲良くないとか、仲良さそうに見えても内心ではってのもよく見かけますし。
それを騙してるとは違うんじゃないかな?と私は思うのですが、どうでしょうか?
で、今回の件で夕陽の個人情報が特定されます。
これは怖いですよね。
信じたいけど、何かされるのでは?と考えてしまいますね……
それで、母が夕陽を辞めさせようとします。
コレは、「危害」って点はお母さんに賛同しちゃうかもしれません。
本人の「やりたい気持ち」を優先させてはあげたいけど、それを許して、それで何かあったでは取り返しが付かないですからね。
だから、この場面を夕陽とやすみがどう打って出るのかにも期待してしまいましたね。
で、母の条件で「自分達が歩くルートを告知してファンに話かけられなければ」声優を続けていいと許可されます。
これを見て感じたのは、無茶苦茶なファンは沢山居るけど、良いファンも沢山居ましたね。
ただ、この下りが雑かな……
この条件で認めるのかな?
危ないシーンあって他のファンが止めに入るけど、実際、毎回そうなるとは限らないと思うし…
私が期待した結末ではなかったかもw
あと、お母さんが認めるシーンは欲しかったきな。
さて、やすみは仕事が決まるけど中々上手くいかず、やっぱり声優さんのお仕事って大変だなぁ〜と痛感します。
やすみの一回目の自信満々の演技から回数を重ねる度に下手になっていくのがリアル。
声に迷いをだせてるのも凄くリアルに感じました。
で、自分でも試行錯誤するのですが中々上手くいかず……
乙女とめぐるには「夕陽に相談した方がいい」と話します。
まぁね、親や友達ではなくライバルに相談するって難しいよね。
収録時間以外の収録延長が行われるます。
理由はやすみの演技不足なんですけどね…
第三者から見たら一緒に残ってくれる優しい現場なんですが、やすみから見たら辛い場面ですよね。
感謝より申し訳なさが勝っちゃうかも…
自分のせいで迷惑をかけてしまったとか、申し訳なさとか罪悪感で押しつぶされちゃいそうになるんじゃないかな。
その空気の中じゃ不安とプレッシャーと焦りで上手く出来なくなるんだろうなぁー
このシーンはそんな風に感じましたね。
で、自分でも試行錯誤するのですが中々上手くいかず……
乙女とめぐるには「夕陽に相談した方がいい」と言われます。
まぁね、親や友達ではなくライバルに相談するって難しいよね。
けど、それが出来ての「成長」だと思うんです。
1人で出来る事と1人で考えれる事も限界があります。
更なる高みを目指すなら誰かに頭を下げて教えて貰う事も大切だと思いました。
それが気に入らない相手や負けたくないライバルであろうと…やすみの様に。
夕陽は負けたくない相手に助言をくださいと言う事は「自分には出来ない」と言ってました。
そう、それだけに難しい事だと思うんですよね。
だからこそ、やすみの様な人は「成長」の可能性を持っている様な気がします。
そして、夕陽はやすみにアトバスします。
彼女を見てきた夕陽が彼女に伝えたアトバス。
で、コレが良かったみたいで、彼女は彼女らしい演技が出来ました。
実は、やすみは沢山の人から期待されていました。
期待って時にプレッシャーに感じる人もいるけど、その気持ちを知れたらモチベも上がり背中を押された様な気がして力が出ますよね。
その雰囲気が、やすみからしっかり出ており上手く表現されてるなぁ〜と感じました。
やすみと夕陽は少しはいい関係になれたのかな?と感じました。
ライバルでも友達?でもある関係?になれた?んじゃないかな?
さて、個人的に話普通かな?
晒された、夕陽のセリフや、やすみへのアドバイスも、納得できる部分はありますが、逆に納得しにくい無茶苦茶な展開も多いです。
お仕事アニメではありますが、お仕事アニメで連想はする「花咲くいろは」「SIROBAKO」とか本格的なお仕事アニメには個人的に劣るかな?
声優アニメで見ても余り思いつかないけど「ガーリッシュナンバー」とかの方が全然面白いかな?
ただ、声優さんの演技は本当に頑張って演技してるのが伝わる部分があります。
やっぱり物語のストーリーの良さがよわすぎるかな?
見る人を選ぶアニメかな?と思いました。