エイ8 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
モテモテビッチビッチビチ
『盾の勇者の成り上がり』(たてのゆうしゃのなりあがり、英:The Rising of the Shield Hero)は、アネコユサギによる日本のライトノベル。
023年10月から12月まで第3期(Season3)が放送された(wikipedia)
レビュータイトルは気にしないで下さい。
総評としては二期よりはマシといった程度。しかしながら分割2クールでもないのにこのような終わり方はあまりにも尻切れトンボすぎやしませんかね。
シナリオ面は相変わらず強引。なんだか昭和の長寿連載ものを彷彿とさせます。最近でいうと七つの大罪なんかがこんな感じでしたか。奇しくも同じ大罪をモチーフにしているようですが。
それにしてもウィンディアが竜の娘だったとかも酷かったですがラフタリアが王族だった!っていうのはいくら何でもやり過ぎじゃないですかね。ガエリオンが勝手に核石を食ったシーンもそうですが、ラフタリアも何かノリで衣装チェンジしたことが仇となっての物語が展開とかちょっと強引にも程があると感じました。っていうかラフタリアさんずっと見張られてたとかいう話ですけどそれなら異世界まで付けられてたんですかね?いやもしそうだとすると異世界で衣装変えてた時点でアウトなわけですから戻ってからの話ですわな。まああの後突然考えられた設定なんだとは思います。
途中村が盗賊に襲われたシーンなんかも、なんでわざわざ戦力全員一気に出払わすのよwあんなの襲ってくれって言ってるようなもんでしょwぶっちゃけわざと襲わせるために隙を作ったんじゃないかと思わざるを得ません。感動ポイントを作りたいのか物語に起伏を持たせたいのか知りませんがほんと展開が無茶苦茶すぎる。
その一方相変わらず女性キャラばっか増えるよなと思ってたら錬にエクレールをあてがったり樹にリーシアを返却したりとハーレム要員の整理を始めてる印象も受けます。しかし元康の人格が急にどうかしたけどこれはスピンオフに合わせたってこと?
それにしても我らがビッチ様、ついに四聖勇者の全員をコマしましたね。ぶっちゃけこの人もう少し上手くやってりゃ世界取れた器だったと思います。実に惜しい。せっかくの魔性を兼ね揃えていながらも仲間に引き入れる連中が軒並み小悪党の域を超えない奴ばかりで、人を見る目の無さが災いした感じでしょうか。というか勇者の仲間どいつもこいつも人格悪すぎですw
本作はビッチのクソムーブで売れたみたいなもんだから最後は彼女にこそハッピーエンドを与えてあげたいもんです。何なら盾が全てを捨てて彼女と心中するみたいなオチも観たい気しますがまあそうはならんやろなあ。