ぼん@百合人 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
痛みに正面からむきあうために。
リアルタイムでみていました。
OVA版視聴済みでした。
これはOVAみてからの視聴をおすすめします。
冒頭で「わわ・・どゆこと!?」ってなると思います。
BRSや別世界の設定が明らかになるのはほぼ終盤となっており、おいてきぼり感が強いと思います。
でもそれはOVA見れば大丈夫です!
なんだか評価が低いアニメなのですが、私は好きでした。
中学という設定もあって、
よくある女の子同士の友情や嫉妬、誤解。
人間関係的に、結構ドロドロした展開になっていきます。いわゆる鬱展開です。リアルタイム視聴だと続きが気になりすぎて一週間が待てなかった・・・!!
1話から異常さに気付き、
一難去ってこれで大丈夫かと思ったら
4話で不穏な雰囲気。
5話で「なにこれ怖い!」
という感じです。意味わかんないですねw
また、別世界でのBRS達のバトルは壮絶です。かなりかっこよかった。
自分だけ(の心)が痛ければいい。誰も傷つけたくない。その想いが絆を崩壊させていく。だけど、誰かと傷つけあうことで繋がり、絆が作られる。
傷を受け止めて、一つ一つ大人になっていく。
簡単に現実世界の話でいうと「自分だけで背負うな」「ケンカするときはしろ」「言いたいことは言え」ってことかな~??
{netabare}
・別世界には自分の思念体であるBRS達がいる
・別世界は少女らの悩みや苦しみが具現化されたもの
・BRS達は倒れても、生き返ることがある
・生き返る条件は現実世界の人間の強い感情
例:デッドマスターは一度倒されたが、ヨミがマトの存在を思い出すことで復活する。
・痛みを否定すること=BRSが戦うこと。BRS達が痛みを引き受けてくれる
・別世界の自分が倒れると、自分の抱える痛みがなくなる(ただし「なんでこんなこと気になってたんだ??」という感じで、記憶喪失に近い。)
・ユウとストレングスは入れ替わっていて、サヤと年が近いのはユウ、マトと友達だったのはストレングス。なのでストレングスであるユウには影がない。
OVAでは語られることのなかったBRSの戦う意味も明らかになって、すっきりしました!
私的ですが
4話のヨミがマトに
「一番の友達じゃなくても…?」
とつぶやく場面。
これ言われるとかなり困るんですよ!
自分のことが好きってことだから嬉しいですけど。
とりあえず言っちゃだめです!笑
独占は友達でも恋人でも崩壊につながりますw
{/netabare}