テナ さんの感想・評価

3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

恋を知ってゆく

主人公ホタルは恋愛とは縁遠く恋が解らない女の子。
「何故、皆、恋をするんだろ？」と疑問に感じていた時に、彼女に振られて雪の中落ち込む花野井君に傘を差し出して2人の運命の歯車が徐々に周り初めます。


1話の「僕の愛は足りなかとたのかな？」「僕の運命の人じゃなかったのかな？」と花野井が彼女を煽り別れていくシーンがあります。
彼女に「アンタにまともな恋愛なんて一生できないから！」と振られる花野井君。

結構この花野井君の言葉は少し煽ってる様に聞こえるんですよね……
彼女はカチンと来るよね……当然かな？って思うし彼女の発言も言いたくなる気持ちは解ります。


で、ホタルに少し優しくされて告白して来る花野井君。
「傘を差し出してくれた時にこの子が運命の人なんだと思って」の理由が何か軽い気がしました。
ちょっといきなり告白は怖いですww
昨日は、ありがとう！くらいの挨拶から入って徐々にならいいけど、次の日で、この理由はちょっとw

ホタルの趣味に見た目を合わそうとする話で、ホタルが「無理に私に合わせようとしなくていいよ、花野井君は花野井君の好きな物を大事にしよう」と言う言葉を言います。

コレはね。
無理に好みに合わされても続かないし、確かに理想ってあると思うけどさ、理想で恋人になる訳じゃないし、理想やイメージはあっても、理想やイメージが違っても、好きになる時は好きになるんですよね。
それは人間ってイメージや理想の前に相手自身を見ているからです。

付き合った人や婚約者は全員、自分の理想通りの人でしょうか？
勿論、そう言う人が居ないとは言わないけど多いとは思いません。
理想やイメージとは違っても「その人を愛している」事には間違えないと思います。

だから、自分を大切にして欲しいってのは解る。
私も誰かと一緒になるなら、好きなアニメや漫画を一緒に見て好きな音楽を一緒に聞けたらなぁ〜とは思います。
好きを共感出来たら素敵かな？

けど、それを強制にはしたくなくて、見たくないなら見なくてもいいし、それでも私がその人を好きになったら好きなんだと思います。
私も同じで相手の好きな物を好きにはならないかもしれませんからね。
まぁ、私の好きな物を拒否したりする人は論外だし絶対に好きにはならないけどねw
私もその人の好きな物は拒否したくないし。

だから、私も自分をガンガンだして行った方がいいし大切にして欲しいって思いますね。
好きな物を好きって言える人って魅力的だし自分を大切に出来る人って素敵だと私は思います。


ただ、花野井くんは「わかった」って言うけど解ってなかった花野井君…………
もしかしたら「花野井の好きなもの」が「ホタル」だからの回答かもしれないけど、花野井君.....解りにくいよww


ホタルの無くした大切なヘアピンを雪が積もって降る中で探す花野井君は「君が笑ってくれるかと思って」と言うけど、ホタルは「こんな事していたら花野井くん死んじゃうよ」と心配します。
それに花野井君が「君が笑ってくれるなら死んだって構わない」と言います！

ちょっと返答違いをしてる花野井ですが、彼の言葉を直接取るなら。
コレは最低の返答です。
誰かの為に誰かが死んだら笑えますか？

残された人は一生、自分に罪悪感を抱えながら生きていくし、それを家族の人や友達に説明しなくてはならないし、何を言われたとしても受け入れるしかなくて返せる言葉もないんですよ。
大切な人が自分が居なくなって、笑える、と思っているならそれは大間違えだと私は思います。


それに対してホタルは「片っぽしか幸せになれないんだったら恋なんてしない！」って怒るけど、恋って片っぽだけが幸せになるのは違いますよね。
もしも、それが恋ならほとんどの人は恋をしない気がします。


で、ホタルはずっと思っていたみたいなんです。
恋について「何で私はあんな風に熱い気持ちを持てないんだろ？何で皆が知っている気持ちを私だけ知らないんだろ？」と思っていたみたいです。

実は私も恋って余り解らないかな？って思っています。
確かに「好き」になった事もあるし「好き」を確信した事もあります。
けど、私って人に惚れづらいのか、周りが「恋人欲しい」「結婚したい」と言われても全然自分は何も思わなくて「その時が来たらでいいんじゃない？」って思うレベルです。

正直、私の心が死んでいるのか、私が変なのかの2択なのかな？って思うし、人に「どうしたらそうした気持ちが芽生えるの？」って質問した事があるくらいです。
だから、ホタルの気持ちも少し解ります。
ただ、人の恋バナも大好物だし、恋愛漫画も大好きですww

で、花野井君が頑張ったおかげでとりあえず「お試し」でお付き合いします。
「お試しの恋愛」には賛否あるみたいですね。
私なら「お試しの恋愛」はしないけど、否定はしないかな？
試して解る気持ちも事もありますからね。


で、付き合ったら何をすればいいのか悩んだホタルちゃんは花野井君に「ホタルちゃんはイチャイチャしたいの？｣と聞かれます。
恥ずかしい事言わせないでくれます？ww
花野井君の気持ちを聞いてるんだよww


周りの女子に「花野井君の彼女があんな普通の子なんてね」って言わるけど、コレはムカつきますよね……
普通の何が悪いんだ！
アイドルや女優やモデルや絶世の美女ならいいの？
そもそも！なんで、何も知らない様な部外者にディスられなきゃいけないの？
ただの僻みにしか聞こえないし、その言葉が自分の品格を落としてる事に気づかないのかな？っ思いました。

それに対しての花野井くんは睨みを訊かせて「皆、解ってないなぁ〜どれだけ僕がホタルちゃんに憧れているか」と言います。
コレはね、相手の魅力を知るのは他の誰でもなく、自分だけでいいよなぁ〜と思いますw


で、好きかどうか解らないホタルが花野井君に
「提案なんだけどキスして貰っていいでしょうか？」と言います
理由は、顔を近づけたら本当に好きか解ると友達の彼氏から聞いたらしいです。

コレはダメ奴！
友彼め！純粋なホタルちゃんに何を言っているんだ！
こんな方法で試したらダメだよ！
後々、花野井君も友彼のケイ君にキレていたけど、これは当然かな？
信じて試そうとするホタルちゃんもホタルちゃんだけどね。

「好きかどうか解らないのにこんなの許しちゃダメだよ！」って花野井君が否定するのは安心しました。
本当にホタルちゃんを大切に思っているからこその返答だと思うんです。

普通に好きな人から「お試しのキス」に誘われたら乗っちゃう人も少なくないと思うし花野井君も絶対したかったと思うけど、コレからの事を考えたり、もしも他の人でもそんな方法を使い始めるホタルちゃんも心配になるもんね。


で、ホタルちゃんには優しい花野井くんですが、周りの人には素っ気ない……「ホタルちゃん以外にさく優しさはないよ」と話す花野井君。

確かに、自分だけに優しくしてくれるって嬉しいし当然としても、花野井君は極端過ぎる気がするなぁ〜
自分の恋人が他人に素っ気無さすぎると心配にもなるし、周りの見られ方もあるかな？「アイツの彼氏は冷たいとか」か「ノリが悪い」とか言われりなも悲しい気もするw

で、花野井君って元カノが多いみたいだけど何故か毎回デートが上手くいかなかったみたいなんですよね。
ホタルちゃんとのデート見る感じは普通に楽しいそうだし悪くないよね？
どうでしょうか？女性の皆さん？


で、花野井君はホタルちゃんと居るのが幸せらしいけど「ちょっと怖い」らしいんですよ。
コレって、多分、花野井君にとってホタルちゃん程好きになれた女の子は居なかったし、ホタルちゃんの優しさや笑顔を失うのが怖いんでしょうね。

例え、相手の人（ほたる）は違うと確信していたとしても、今までの彼女は離れて行ったから、ホタルに離れられる事は1番恐れている事だったのでしょうね。


ただ、この辺りからホタルの中で花野井への気持ちの答えが出ます。
花野井君の事が好きだと。

で、気持ちを伝えようとするけど中々上手く行かずにいました。
でも、花野井君の感じる怖さを知り彼女も想いを伝えなきゃと気持ちを言葉にします。

で、ホタルの幼なじみの八尾君がバイト先に来ます。
まぁ当然ながら八尾君は花野井君に少し警戒されています。
勿論、ホタル関連ではありますけどね。

ただ、ホタル、八尾、花野井は実は幼なじみで、何故かホタルと八尾の記憶の中で花野井君の印象がない？みたいなんですよね。

ただ、八尾君って本当に良い奴ですよね。
八尾がホタルを気にする理由も明かされましたね。
泣いている所って誰にも見られたくないですよね。
特に弱っている時とかは、そう言う気持ちを汲んでくれたホタルに少し惹かれていた部分があるのかもしれませんね。


で、最初は少し八尾君をホタルは避けていてその理由は八尾ではなく、その当時の友達が原因でした。

小学生の時に、友達が八尾を好きになって「ホタルが八尾を好き」って噂が流れて友達に聞かれて否定します。
けど、その友達は「嘘つき！」とホタルの髪の毛を切ったそうです。

ダメだ……いきなり髪を切られるとか恐怖だし怖いからねw
絶対やっちゃダメだよ……

ホタルは、そんな友達を変えてしまう「恋」を怖いと感じたそうで、逆に自分が「好きって気持ちを知っていたら何か変わっていたかも」って考えて居て、友達を傷つけた自分にも後悔しているみたいで、以前、ホタルは自分を「人の気持ちが解らないダメな奴なんだ｣と発言していました。

「恋｣が善か悪かは解らないですね。
確かに、恋で、傷つく事も泣く事もあるし恋が絡むと態度や性格や関係性などが変わる場合もあって怖いものではあるけど、それって結局は人間性の問題かな？って。

関係性が歪んだり、強引な手に出る人もいるかもしれないけど、結局はその人次第で恋自体は悪くも正しくもなくて、なんでもそうなんだけど、その人次第だと思うんです。

例えば逆に、花野井君はホタルに恋をして変わったそうなんです。
お婆ちゃんが言うには、ご飯をしっかり食べたり、料理の仕方を聞いてきたりと、いい方向に変わったらしくて、お婆ちゃんは喜んでました。
結局、恋が人を変えるのではなく、人が恋を変えるのかな？って思います。


花野井君が「皆、僕から離れて行く」って話を聞いた時に、元カノ達の事かと思ったてら、お婆ちゃんが言うには両親も立派な仕事をしているけど、花野井君の事を放ったらかしにしていてたらしく、花野井が「僕から離れていく」の本当の意味を理解した気がしましたね。

恋人にも家族にも離されるってキツいし、花野井君が他人と接点を持たないのも、「どうせ皆離れていく」って諦めがあるのかな？って。

ただ、両親の事は好きなのか、ボードに両親の写真が沢山貼ってました。
多分、元々は1枚の写真なんですが、両親の所を切り抜いて貼り付けられて、多分一緒に写った子供達にヤキモチを焼いていたんだと思いました。

で、バレンタインの話はほっこりします。
ホタルに手作りチョコを渡す花野井君が頑張って手作りするんですが、中々上手くいかないで、ホタルと2人で作るんですが、頑張って作る花野井君も可愛いですね。

ただ、ですよ？
花野井君、不器用すぎww
なれなくてもあそこまでは汚れないと思いますw
エプロンもグチャだし顔もベトベトだしw

後、ホタルと花野井君の考え方が違うエピソードですが「考え方が違ったら一緒に居ちゃいけないのかな？」ってホタルが説得するのですが、同じ考え方って素敵だけど違う考え方も私は良いと思うんですよね。

それで意見が、ぶつかる事は多くあると思うんですよね。
けど、だからこそ、自分では思いつかない意見や視点もあってお互いにお互いを尊重しようとする気持ちがあれば大丈夫なんじゃないかな？とも思いました。
そう言う意味ではホタルと花野井君は出来ている気がしました。


バイト先に花野井君が入ってきて、主任に「仕事中はそう言う雰囲気見せないようにしてね？あくまで仕事しに来てるんだから」と言います。


これは主任が常連である花野井君との接し方が解らないかららしいのですが、昔、働き口でちょっとやりすぎな男女関係の人が居て、働いてる私や他の人も「ちょっとイチャイチャ具合が酷いよね」って話していて、お客さんからもそう言うクレームも沢山あったから周りにも解るみたいで、社長もめちゃくちゃ毎回注意しているから大変そうだなだ〜と感じた事が有りました。

だから、主任は常連だった花野井君に感謝をしていて、万が一、花野井君が彼女とのバイトに浮かれて他人から悪印象が付いたら嫌だって思ったのもあるのかな？って思いました。


で、花野井くんの誕生日とホタルの祖父の法事が被ってしまいデートが出来なくなるエピソードで花野井君の心が見えます。

「僕だけを1番にしてくれる人を探してた、そのためならなんでもした、でもどれだけ愛情を注いでも誰も僕の事を1番にしてくれない、1番じゃなきゃ意味がない」

コレって誰もがそうだと思うんですよね。
出来れば1番がいいって私も思うかな。
けど、誰かの1番って難しいよね……
だから、この花野井君の気持ちも解る部分ありましたね。


この花野井君のセリフ「でも、ホタルちゃんと一緒にいると1番がどうとか忘れてる瞬間がある、笑っていて欲しい、他の人の事なんて見ないで、嫌われたくない、どこにも行かないで、心がバラバラだ」ってのは彼の心境の変化を上手く表せていますね。

1番じゃなくてもいい、けど他は見ないで欲しい自分を1番に見てほしい、けど嫌われたくいから1番じゃなくてもいいって迷っている。
そんな風に心が解らなくなる事は誰にでもありますよね。


で、法事を早めに切り上げたホタルが花野井を探して駆け回る話しがあるのですが、このシーンは1番好きな名シーンかな？って思いました。


ホタル「やっぱり今日じゃなきゃって思って、お誕生日おめでとう花野井君、いつも幸せを沢山ありがとう」

私はコレで良かったんじゃないかな？って思うんです。
誕生日って大切な人が生まれてきた記念日で、法事って大切な人を思い出して惜しむ大切日だと思うんです。

けど、ホタルは午前中に法事、午後から誕生日デートと両方取る形がよかったと思いました。

例えばいつか私が死んで、私の法事が行われたとして、法事から途中姿を消して誰かをお祝いに行った人が居たとしたら、私は全然行ってくれた方が嬉しいかも？

だって、やっぱり優先して欲しいって思うので、相手の事を、そしてそっちに行ったとしても、その人が私の事を軽く見ている訳じゃないってのも知っているので、何よりその人が生きている「今｣を大切にして欲しいと感じると思います。


花野井君の「大好きだ1番にして欲しい、でも1番にしてくれなくていい。ただ一緒にいてくれたら」ってセリフも、1番に拘り過ぎて今までは上手く行かなかったけど、1番が嬉しかった花野井君が、傍にいてくれるだけで嬉しいと感じた瞬間かな？と思いました。



ホタルの「片時も離れずにいるのって言うのは難しいかもしれないけど、花野井君が大丈夫じゃない時は絶対傍に居たいと思ってるよ？そう言う気持ちの時は呼んでね？約束｣

コレもね。
花野井君って無理している人に見えます。
自分の気持ちより家族やホタルの気持ちを優先して自分は我慢して気持ちを押し殺す。

けど、そんなのはいつか心が壊れちゃう。
他人の言葉を優先出来る優しい人なのかもしれない、嫌われたくないから無理しているのかもしれない。

理由はどっちでもいいです。
ただ、そんな人は心配になっちゃいます。
相手が言葉を受け入れてくれるなら、相手を言葉も受け入れたい、そう言うものではないでしょうか？
それが家族でも友達でも恋人でも同じではないでしょうか？

少し意見が食い違っても相手は貴方を嫌いにはならない。
本当の意味で想ってくれているなら。
だから、辛い時は呼んで欲しい、話して欲しい、ってホタルの気持ちが解る気がしました。

花野井君の「この子の笑顔をちゃんと守れるのかな？僕なんかがホタルちゃんの傍に居て許されるんだろうか？大丈夫、もう何も出来なかったあの頃の僕じゃない、もう何があっても逃げたりしない、どんな事からも、この子を守る、僕は君の運命の人になりたい｣

このセリフ花野井君が自分に自信を持つセリフですが、花野井君の最後の「運命の人になりたい」ってセリフに変化を感じました。

1話の元カノの別れるシーンの花野井君のセリフ「僕の運命の人じゃなかったのかな？」とありますが、この時の彼は「運命の人」を相手の価値観に委ねています。

相手が自分を運命の人だと言えば「運命の人」になるし、違うなら仕方ないと割り切ってる様に感じますが、皆さんはどう感じましたか？

ホタルには「僕は君の運命の人になりたい」と考えています。
相手に委ねるだけではなくて自分から運命だと思っ貰える様に頑張りたいと言う意味に感じました。

花野井君は自分の中では元カノの達とは付き合った時点で自分は元カノ達の「運命の人」になっている確信があるわけです。

だから、後は「元カノ次第」って感じでしたが、花野井君がホタルに感じた「運命の人になりたい」って言うのは花野井君の中でも「まだ運命の人だと確信が持ててない(持ってはいけない)状況」にあり、ホタルの気持ちを優先させてくれるくらいに大切に感じてるのだと思いました。

元カノには花野井君の気持ちを一方的押し付けているけど、ホタルには押し付けるのではなくホタルの気持ちも考えてくれている様に感じたんですよね。
何か言葉にしたら難しいですねww


で、2年生に進級して、友達と花野井君3人でご飯食べるのですが……花野井君ってホタルが居なかったら、目が死んで言葉から覇気がなくなりますよねww

ただ、クラスでも誰にも馴染もうとしない花野井君を心配するホタルちゃんが皆とお昼を食べる提案するのはいいですね。
正直、人と食べても味は変わらないけど、楽しく食べれるのは間違えないかな？って思います。


で、花野井くんは自分の過去を明かそうとしますが、「付き合ったら秘密にしちゃいけないってのもしんどいかも」って言います。

確かに言わなきゃいけない事ってあるし、それは言わなきゃいけないよね。って思います。
けど、全部が全部言わなくていいと思います。

私の考える言わなきゃいけない事って。
言わなきゃ相手に迷惑を掛けてしまう事、自分が言いたい知って欲しいと思った事の2つかな？


それ以外は、例えば自分の辛かった事や悲しい事を無理に言わなくていいんじゃない？って思うんですよね。
恋人でも夫婦でも元を正せば個人でしかないし、辛い事を思い出すなら、そんな話はしなくていいよって思います。

それでも、聞いて欲しいなら全然相手も聞いてくれるし、それを聞いて、どう思うかは内容次第で個人の考え方なんでしょうけど、それで嫌われたりはしないと思いたいですねww

で、2人はキスを交わします。
以前の様な気持ちを確かめるキスではなく、気持ちを確信したキスを。

で、花野井君の過去が明かされます。
ホタルは花野井君の初恋だったんですね。
でも、花野井君、自己紹介をミスって佐々木君って名乗ちゃったww

ただ、この過去で、ホタルちゃんが友達と喧嘩をする所を目撃していて、何も出来なかったから、自分が小学生で元同級生だった事を言えない理由なんですね。

まぁ、それでも私は花野井くんは悪くないしホタルちも気にしないと思うけどなぁ〜
確かに、止めに入ったり、前世に言いに行くのは正しいかもしれない。

けど、それは簡単な事じゃないし、少し勇気が必要な事だと思うんですよね。
だから、これは花野井くんは仕方ない気がするし、彼はそれが出来ない事を後悔して泣いてました。

案外怖いよ？喧嘩の中、割って入るのもね。
先生を呼びに行くにも多分足が動かなかったんだよね。
小学生だもん当然の座面に出くわして、どうすればいいのか、悩んじゃったんだよ。

それも学びですよね。
今の自分があるのも、そう言う経験の積み重ねですよね。
今は、花野井くんがホタルを守ろうとする気持ちもその悔しさを経験してるからです。

だから、次はきっとホタルちゃんを花野井くんは守る事が出来ると私は思いました。


ペアリングは素敵ですね。
店員のお姉さんも話していたけど、形に残すって大切ですよね。
最初の15000のペアリングは高いからって辞めて1500のペアリングにするけどホタルの気遣いが可愛いね。

私なら全然15000円でも気に入ったら買って貰うけr(´ρ｀*)ｺﾎﾝ
失礼、高いのは買ってもらうのは遠慮しちゃうよね♡
まぁ、アレよ、好きな人一緒に付けるなら2人が気に入ったデザインが1番大切な気がします。

誰ですか！
今、お前は金額だろ？ホタルちゃんを見習えよと思った人は！
高いものを気に入ったら仕方ないですw

値段より2人が気に入る事が大切ですよ。
花野井君とホタルの様に気に入ったリングを付けるのが1番です。

ホタル｢恋を教えてくれて、ありがとう｣

花野井｢僕と恋をしてくれて、ありがとう｣

この2人のこのセリフって素敵ですよね。
なんか、凄くいいなぁ〜って聞いてましたw


さて、最初は花野井君に違和感ありましたが、話が進む度に花野井君の良さに気づいていける仕上がりになっているのが驚きました。

ホタルは恋が解らない女の子だけど、自分の「好き」と相手の「好き」を大切に出来る人だと思いました。
「恋をしたらしたい事」や「好きでもされたら嫌な事」を調べ考えながら進めていくのが手探りだけど初々しい恋愛が可愛いですね。


後はお姉ちゃんが凄い面白いです。
恋愛経験ないけど、お姉ちゃんを尊敬している妹のホタルの疑問に応えていくのが優しくも面白いお姉さんって感じがしました。

そんな訳で、こちらの作品はキュンが多い訳ではありません。
ただ、付き合いだての初々さが有り恋に精一杯でキュン程の余裕がない手探りの恋って感じの初々さが素敵な作品です。
しかも、花野井くんもホタルちゃんもお互いの事を考えながら思いやりながらお互いを大切にしているのが伝わるのが良いですね。