蒼い✨️ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
実は楽しめました。
【概要】
アニメーション制作:エイトビット
2020年7月9日に発売されたコミカライズ作品単行本第15巻限定版付属のOAD。
原作は、「小説家になろう」に連載していたweb小説を改訂し、
マイクロマガジン社のGCノベルズから刊行されている伏瀬によるライトノベル。
原作イラストは、みっつばーが担当。
『月刊少年シリウス』にて、漫画家・川上泰樹によるコミカライズ版が連載中。
監督は、菊地康仁。
【あらすじ】
大手ゼネコン勤務のサラリーマン、三上悟(37)は通り魔に刺されて死亡し、
最低位の魔物のスライムに異世界転生。
前世では日本の大卒サラリーマンだった知能と、
「大賢者」「捕食者」のスキルと暴風竜ヴェルドラと友人になって手に入れた魔素で、
魔物を狩り続けては成長を続け、新しい名前・リムルを得たスライムは、
転移者シズとの出来事で少女のようだが性別不詳の人間の姿に擬態できるようになったり、
様々な亜人や魔物などの忠誠を得てジュラ・テンペスト連邦国を建国して、
皆から慕われる盟主になる。
新興国のジュラ・テンペスト連邦国は、周辺諸国との国交をすることになった。
今回は、そのリムルの異世界転生から二年が経過した頃の話。
イングラシア王国の自由学園にてSクラスの臨時教師となったリムルは、
毎年恒例の学校行事のクラス対抗の野外訓練、
A・B・C・D・E・Sの6クラスから5名ずつの代表生徒が、
依頼主兼護衛対象役の教師と馬車で同行して途中で魔物に遭遇しながら目的地にたどり着く、
云わば、レースでAクラスの担任とジェフ先生と張り合うことになった。
優勝賞金の金貨10枚に目が眩んだリムルはやる気満々。
ところが目的地の逗留先の主人であるグラトル伯爵の執事が本物の盗賊を雇っていて、
今年の訓練は、きな臭さがあるのだった。
【感想】
自分が好きなアニメの傾向としては登場人物を過度に貶さないのがあるのですが、
このアニメのジェフ先生の場合は意地っ張りで嫌味な性格ではあるものの、
彼の受け持つAクラスの生徒がリムルも認める身心健やかさで育っているのを見るに、
彼が公私混同せずに真っ当な教育者であろうとして、子どもたちの良きお手本になっていること。
ほっこりと楽しめて良きでした。
今回襲ってきた盗賊たちは予想通りにコミカルな三下やられ役で、
まあまあ剣技が強かった頭目以外はシズさんの5人の教え子の相手にならずに、
あっという間に倒して終わり。基本的になろう世界は治安に問題があり、
簡単に欠損したり、ポーションで失った腕再生したりで、
倫理観が日本とは違う世界だなと思ったりでした。
この野外訓練は別にSクラスが1位で到着するとは限らないので、
盗賊たちによる誘拐対象は学園の生徒なら誰でも良かったのか?
盗賊の雇い主の目的は何なのか?
計画糸が不明瞭のままに雇い主である執事が人間ならざる正体を露見して、
Sクラスの子供達に襲いかかろうとするところでラストとなる次回に続きます。
前述のジェフ先生の教え子の一件で、まあ…前回よりは面白かったと思います。
今回も書くことが本当に無かったですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。