蒼い✨️ さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

息抜きのオマケ回にしても話のセンスが前時代的ですね！

【概要】

アニメーション制作：エイトビット

2019年12月4日に発売されたコミカライズ作品単行本第13巻限定版付属のOAD。

原作は、「小説家になろう」に連載していたweb小説を改訂し、
マイクロマガジン社のGCノベルズから刊行されている伏瀬によるライトノベル。
原作イラストは、みっつばーが担当。
『月刊少年シリウス』にて、漫画家・川上泰樹によるコミカライズ版が連載中。

監督は、菊地康仁。

【あらすじ】

大手ゼネコン勤務のサラリーマン、三上悟（37）は通り魔に刺されて死亡し、
最低位の魔物のスライムに異世界転生。

前世では日本の大卒サラリーマンだった知能と、
「大賢者」「捕食者」のスキルと暴風竜ヴェルドラと友人になって手に入れた魔素で、
魔物を狩り続けては成長を続け、新しい名前・リムルを得たスライムは、
少女のようだが性別不詳の人間の姿に擬態できるようになったり、
様々な亜人や魔物などの忠誠を得てジュラ・テンペスト連邦国を建国して、
皆から慕われる盟主になる。

今回は、そのリムルの日常の話。睡眠行為に生物的な意味も必要性も無い、
スライムの身体になってからは出来ていない惰眠を貪りたいリムルは、
そのことをドワーフの研究者のベスターに打ち明けたところ、
研究中で臨床試験が終わっていない睡眠導入剤を渡された。
瓶から二錠取り出して服用したリムルは意識を失い、
目が覚めたリムルはいつものようにシュナとシオンにコスプレ着せ替え人形にされていた。

他に楽しいことはいくらでもあるだろうにと思うリムルだったが、
この異世界では、自国に娯楽が存在しないことに気づいてしまった。
娯楽と言えばスポーツ、国技と言えば相撲だ！と言うことで、
男子の部、女子の部と分けて相撲大会を開催することにしたリムル。
それぞれに優勝特典があり、やる気に燃える皆であった。

【感想】

アニメ1期でカットされてたリムルのいろいろなコスプレが見られたのは良かったかな。
中身はおっさんであれ、このアニメで一番見た目が可愛いのはリムルですよね。

良かったのはそこまでで、中身の無いお色気回。
布面積の少ない衣装で相撲を取って揺れる女性キャラの尻と胸を、
目の保養として楽しめる人には良いんじゃないでしょうか？

相撲のルールに則りながらも、ここは異世界なので想定外のことが起きる。
ミリムの非常識な身体能力・髪筋は笑えたでしょうか。

女子の部の決勝戦は尻と尻をぶつけ合う尻相撲となりましたが、
こういうの、深夜番組？とか「志村けんのバカ殿様」とかでやりそうですよね。
近頃は苦情を恐れての規制とか自粛とかでテレビがつまらなくなったと言われていますが、
比較的に自由なのが日本産のアニメの世界だと思ってしまうことに安心感があったりします。
（リメイク版の「うる星やつら」なんか原作から毒を抜かれまくりですけどね）

と色々思うところがありますが、根本的には面白くない夢オチエピソードですので、
評価もそれ相応になってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。