Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
その魔女は、ガンダムを駆る。
この作品はオリジナルアニメです。
物語の内容に繋がりがあるので、season1を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
A.S.(アド・ステラ)122――
数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。
水星からアスティカシア高等専門学園に編入してきたスレッタ・マーキュリーは、
ミオリネ・レンブランの花婿として、株式会社ガンダムの一員として、出会いと刺激に満ちた学園生活を送ってきた。
プラント・クエタでの事件から2週間。
スレッタは学園で、ミオリネとの再会を心待ちに日々を過ごす。
一方ミオリネはベネリットグループ本社に身を置き、父の容態を見守っていた。
二人に襲い来る新たな困難と、迫られる決断。
少女たちはそれぞれの想いを胸に、ガンダムがもたらす強大な呪いへと立ち向かっていく。
公式HPの「WORLD」を引用させて頂きました。
第1期のあまりに衝撃的過ぎたあのラストシーン…
season2はそれから2週間後から物語が始まります。
完走して振り返って思う事…
だいぶ設定がややこしくなってきたと思うのは私だけでしょうか。
登場人物が多く、それぞれの持ち場立場と繋がりが複雑…
しかもその関係が時々刻々と変わっていくのを1クールの尺に収めているんです。
全2クールの作品ではありますが、seazon1とseason2では物語のスケールの大きさが段違いです。
特にseason2に入ってから一気に物語が広がりました。
それに人間の駆け引きの要素が加わるんです。
完全に一見さんお断りの作品だったと思います。
しかも、主人公であるスレッタ・マーキュリー、そしてエアリアルにもとんでもない秘密が隠されていました。
オリジナルアニメならではの展開で、この展開はきっと誰にも予想できなかったのではないでしょうか。
ですが、逆の見方をするとそれだけ物語が奥深いと言えます。
どれだけの人が内容をしっかり把握しながら視聴できていたのか…
少なくても私はあまり把握できないままの視聴になってしまいました。
それでも面白さを保ったまま視聴を続けられたのは、
鍵となるポイントがとても分かりやすく、かつ、心に刻まれる展開が多かったからだと思います。
特に終盤の展開は凄いとしか言いようのない、手に汗握る展開の連続でした。
スレッタ・マーキュリーを演じた市ノ瀬さん、流石の演技でした。
思えば初主演作品だった「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のイチゴを演じてからまだたったの6年…
振り返ってみると、様々な作品で主役級のキャラを演じられていますよね。
「Fairy gone フェアリーゴーン」のマーリヤ・ノエル
「キャロル&チューズデイ」のチューズデイ
「Dr.STONE」の小川杠
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」の荻原沙優
「葬送のフリーレン」のフェルン
一部だけですが改めて書き出してみるとどれも凄い作品ばかり…
身体を壊さない程度に頑張って欲しいですね。
オープニンブテーマは、yamaさんによる「slash」
エンディングテーマは、アイナ・ジ・エンドさんによる「Red:birthmark」
最終回のラストには、Season1オープニングテーマだったYOASOBIさんの「祝福」が流れました。
ある意味お約束ではあるのですが、それでもこの粋な計らいは滾りましたね~^^
1クール全12話の物語でした。
season1も合わせると2クール全24話の物語となりました。
内容は難しかったですけれど、しっかり堪能させて貰った作品になりました。