なかやま さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんとなくわかった、すごさを
なんども幾原の作品はすげぇと聞いていた。
でも、はじめて見終わった作品はこのユリ熊嵐である。
この評価は必ず客観的なものではない、わたくしの偏った意見であることに違いない。
画風は超然で、{netabare}色の鮮やかさが物語る、透明と彩りを{/netabare}
故事(ストーリー)がたったの短い十二回に濃縮して、絶えなく私の心を揺さぶりて、心を曳く。初めての感覚ではないが、但し、これほど心の動揺は今までなかった。そして毎回毎回丁度いい処に留まっている。
忘れじ忘れし記憶まで蘇られた、でも、私は諦めた。
音楽の奏も画風と相まって、甘い蜜に包まれた毒の飴を食べさせたように、私を物語に引き連る。
確かにこの作品はかなり人を選ぶかもしれないが、でも、波長が合うまで待ってみたら、反って素晴らしい物語が待っている。
もっと言いたいが、やはり自分で感じたほうが確かであろう。
言い過ぎたら意味がなくなる。
補足(観る前の忠告):
{netabare}百合と官能の部分を捨ててください。。{/netabare}