ミュラー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
爽やかな青春物語だが、今一歩
ずっと見てみたかったこちらの作品。
ようやく見ることができた。
恋するために大学生になって上京した主人公、都留たまきが、とあることから航空部に入部し、活躍するお話。
主な舞台が埼玉県妻沼のグライダー場。
ここは利根川の河川敷を利用した広大な広場があり、埼玉県と群馬県の県境にある。グライダーは主に群馬県の上空を飛んでいるのだ。
まあ、そんなことは物語に関係ない。
グライダー初心者でもとっつきやすく解説してくれる。
たまきの家族についてはしっかり描いてくれて、たまきの成長に感動することができる。
しかし、いまいちなのは倉持先輩の背景。
いきなり入院中の母親の描写があり、何も言わずに部活を辞め、ドイツにいってしまう。
このあたりは何の説明も無いため、視聴者置いてきぼり。
これでは最後にたまきがドイツに行く動機が薄くなってしまう。
もう10分で良いからそこが描けれていれば、感動の傑作映画になったかもしれない。
それでも大空を舞う魅力は描けていると思うので、見て損のない映画だと思います。