wkr さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
当たり外れはある、またそれも一興
原作未プレイ
オムニバス形式の作品。オムニバスの魅力としては一つの作品で様々なルートが見られること。この作品も見事にそれを成し遂げられている良い例だと思います。とりあえず皆可愛い。キャラデザは地味というか素朴なんですけど、それがフィクションとリアリティの中間(フィクション寄り)な雰囲気でイイですね(?)。内容はラブコメ、王道でややこしい設定のないシンプルなストーリーだからこそすんなり次のルートに見進めることが出来るのも良いところですかね。個人的には薫編、絢辻さん編、裡沙編が面白かったです。特に絢辻さん編、オムニバスということを上手く利用した掴みは素晴らしかったです。最後までいい出来で余韻の残るお気に入りのルートですが、どのルートもやはり4話しかないがゆえに描写不足があったりと惜しい所はありました。それがオムニバス形式の欠点ですかね。逆にたった1話で上手くストーリーを纏めた裡沙編はかなり出来が良いですよ。といった感じで当たり外れもありましたが、最近オムニバス形式の作品はほぼ無いような気もするので今ではそれも一興でしょう。どのルートが好みだった?とかどの娘好きだった?とか意見を言い合うのが楽しい作品かもしれません。私は1番絢辻さん、2番美也、3番七咲です。悩みますけど、絢辻さんルートは本当に好きになったので1番は絶対に絢辻さんです。絢辻さんは裏表のない素敵な人です。
ルート別評価(自分の中での普通を50点と仮定)
2期の評価も載せてます
森島はるか編(31点)
甘々イチャイチャストーリー
{netabare}付き合うまでの過程や心理描写が少ないせいで、大事なキメのシーンが薄っぺらく感じました。4話しかないから仕方ないかも。ついでに森島先輩側の好きになった理由にも少し違和感がある。でもオチがしっかりオチなのが良いところですね。
2期(60点)
結婚してるが故の安心感
主人公大胆だなあ。プロポーズが見れただけで満足です。ですが、私の目がおかしいのでしょうか、ジェシカの目が緑色には見えないです。{/netabare}
棚町薫編(80点)
悪友から恋人への変移。甘酸っぱ過ぎる!
{netabare}最初から仲はよかったっていうスタートダッシュがあるのがまず強いし、そこから段々と関係性が変わっていく様子は、ラブコメさながら甘酸っぱいです。薫が乙女で可愛かったし主人公が主人公してたのは良いところ。意識するようになる展開(へそ)は突飛かつ強引で、オチが弱いと思うけどそれ以外は特に文句なし
2期(51点)
バカップルめ!
二人の関係性が更に深まる内容。最初から最後までイチャイチャ具合にも程があるぞwそれに、割とベタなシーンが多いですな。所々ツッコミ所はありますが、後日談としては無難な感じです{/netabare}
中多紗江編(39点)
セクハラ指導が結んだ恋路
{netabare}紗江の性格から主人公を好きになった理由もなんとなくわかるのがよかったです。急にナレーションが入ってきましたが、補足してくれるので結構役立ってました。ですが、主人公が告白するシーン、その過程の心理描写をもう少し描いて欲しかったです。おまけに終盤急に湧き出た謎の映画要素。至ってシンプルかつベタなストーリー、ですが別に描写が丁寧という訳でもないから凡作並かそれよりもちょい下だと思います。途中、主人公がセクハラ野郎になってるのも気に食わないですが、美也が可愛かったので許します
2期(69点)
ストレートな愛情が炸裂!
序盤から既に紗江がだいぶ成長していて愛情の深さも良いですね。それに加えて主人公の紗江に対する向き合い方の変化が描かれています。オチも見たかったものが見れて、おまけに猫服美也と七咲が可愛い。でもやはり浮いてる映画要素。{/netabare}
七咲逢編(44点)
七咲が可愛すぎる
{netabare}1話目(13話)が仲を深める様子も必要最低限に描かれていてゆえにテンポが良い、導入としては中々良い出来、でもその後の展開が描写不足感の残る印象です。特に胸のくだり→仲直り?の流れが良く分からなかったです(弟と重ねて見ていたから、それか単純にやきもちかな?)、それとお化け屋敷のあれは何?他ルートで回収するんでしょうか。やっぱり今回も主人公がどこかズレてます。制服のままプールに入るのはダメだろ...でも七咲がとんでもなく可愛いですね。ストーリーは微妙でしたが可愛さだけで見たら今のところは美也と並んでます
2期(54点)
相変わらず可愛い七咲
普通に後日談って感じの内容です。デートして主人公が卒業したら七咲とはどうなるんだろう、という疑問の回答
{/netabare}
桜井梨穂子編(58点)
他キャラとは方向性が違うストーリー
{netabare}最初の回想で早速やられましたよ一途な娘好きなので。その後もちゃんと可愛かったですよ。内容について、はっきり言うと恋愛物としては薄味。なんと殆ど進展がない!幼馴染という前段階があるから薫編みたいにグンと進展するかなと思ってたら、ダイエットと無自覚イチャイチャが殆ど。でも梨穂子編のストーリーは、二人の距離が縮まる様子を描きたいのではなくて、二人の甘々な日々、平行線のラブコメを描きたいんだなと伝わる内容です。他ルートみたいなものを期待していたら拍子抜けですが、そういう内容だと思えばまあまあ良い出来だったように思えます。あまりにも進展なさすぎて4話の途中で点数20点くらいにしようかなとか考えてましたが、一貫してそういう内容だったので現時点での評価に落ち着いています
2期(79点)
奥手娘は焦ったい
{netabare}こっちが本番だ!2期まで絶対観るべき
案の定、すぐ告白...とはいかないものの、一つの出来事でようやく動く主人公。前作で全く進展しない可哀想な梨穂子の様子を見ていただけに少し感動{/netabare}
{/netabare}
絢辻詞編(85点)
なんて幸せなハッピーエンド、これは素直に好きだなあ
{netabare}このルートを最後に持ってきたのにも理由があったんですね。ずっと真面目なキャラだと勘違いしてましたもん、上手でした。内容についてもシンプルに出来が良い。オムニバスということを活かした掴みと、綺麗な起承転結で進む流れが見事です。3話目の告白は少し唐突だったけど、その後の展開の為には尺的に仕方なかったみたいですね。また、主人公と絢辻さんの相性がいい。主人公が妄想するせいで若干テンポが崩れたりする時がありますが、このルートは絢辻さんが妄想を阻止するのでテンポが崩れないのが良かったです。そして梅原が漢らしい、ただのギャグキャラかと思ったらしっかり友達のことを応援してやれる仲間思いのいい奴でした。惜しいところは心理描写が微妙に足りないのと絢辻さんの姉に対する描写出したっきりだったことです。でもそんな細かいことはどうでも良い、このルートは素直に好き!そう言えるストーリー、幸せの詰まった素晴らしい出来でした。ラストの場面では何故か涙が出ました。嫉妬ではない、喜びの涙です。本当ですよ
2期(62点)
純愛!
そうそうこういうの。更に深まる二人の関係性がたまりません。そして一期のオチに繋がると考えると幸せ過ぎますね。ヒールキャラの思惑がそっちかよ!?ってなりました(なお、何故そうなったかの掘り下げは無し)
{/netabare}
上崎裡沙編(80点)
フラグポキポキ!?
{netabare}1話しかなかったですが、その1話分でしっかり話がまとまっていて面白かったです。正直たった1話で終わってしまう内容なのが惜しい。特に裡沙のキャラが独特で、自ら主人公周りの恋愛フラグを折にいくとかいう中々見られなそうな流れは新鮮で面白かったです。裡沙も愛が少し重いのも好きです。尺の短さゆえ主人公が惚れていく過程の描写は甘かったですが、しっかりヒロインが自身の問題と向き合ってから付き合うまで持っていった所は評価したいです。
追記:美也編でヤバさが垣間見えました{/netabare}
橘美也編(55点)
良いにいに
{netabare}美也可愛いなああ。兄妹のあったかい関係性がある、それだけです。このルートの主人公は誰と付き合うのでしょうか...
2期(65点)
観る楽園
ヒロイン全員登場。〆には丁度良かったです。{/netabare}