徳寿丸 さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
成程なぁ
原作漫画コミック継読中(2024.5)
「なろう系」発であるが非常に人気があり、漫画コミックは若干視点の違う仕様で2種類も刊行されている有能?ぶり。
自分も拝読しているが、難しい言い回しなどもなく、似た系統で「後宮の烏」なんかよりとっつきやすく同じ中華風王宮を舞台としながら登場人物も馴染みやすい。
話の流れは薬屋の娘が手違いで後宮に売り飛ばされ、そこで薬屋の知識で後宮にまつわる陰謀等を探偵風に解決し、上役から目を掛けられ、徐々に存在感を増し、またちょっとした恋愛要素も含む内容だ、
そして思った。これってアニメで観たいほどのものがあるのかと。実際、アクション要素なんてないし、正直漫画のコマ割りで充分間に合う程度の動きしかない。コマ間を補う必要性もなければ見る側も求めもしないのではないか?(まぁそこは作り手の創意工夫なんだろうけど、アニメを観る限り、漫画以上の価値が見いだせなかった)。
アニメ化の価値が見いだせない理由のひとつに自分は既にキャラ造形がある程度想像で固まってしまっており、主人公の悠木さんじゃない感が強かった(擦れた感じが強すぎて可愛げがなさすぎるというか・・・)。玉葉妃の種崎さんも違ったなぁ。逆で良かったんじゃないか?と思ってみたり・・・。男キャラは所詮任氏以外モブみたいなもんだし、その任氏もキラキラ感が全く感じないし・・・。
まぁ一応、主人公の出生裏話とか物語性はあるんだけど、そこの歌の挿入とかも全然ダメなんだよなぁ。最後の踊りとかも、盛り上げたいけど外してるという感がね。こりゃ、作り手も問題かもね。何もかもがズレてる。
ただ、これは自分の猫猫解釈と悠木猫猫(悠木さんの解釈)の乖離であってどうしようもない(笑)。
私のツボ:2期必要ある?