Mi-24 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
口先外交では何も解決しない。武力(軍事力)がなければ交渉すらできない
物語構成が良く練られていて面白い。
「次、どうなるんだろう?」
という興味を引く展開。
しかし、劇中の日本政府が無能のクズ過ぎて吐き気がする。
“亜人”として日本政府に保護?されたら、終わる事のない永遠の苦痛を味わわされる。
こんなことしてたら、亜人達が反抗して攻撃してくるのは当然だろう。
亜人の「佐藤」は結局、目的が「自分が遊んで楽しみたいだけ」で共感を得られるものではなかったが、佐藤が日本政府に対して起こした行動は全てが正しかった。
主人公の「永井 圭」は「ひっそりと隠れて、日本政府が亜人待遇を改善してくれるのを待つ」という馬鹿丸出しの思考をしていたが、そんなことでは何も改善しない。
何故なら政府要人が苦痛などの不利益を被らない限り、現状から変える必要性が何もないからだ。
実際に日本政府が亜人待遇改善をしたのは、厚生労働省大臣などの政府要人を殺害することで
「ふざけた対応をしているとどうなるか」
を、佐藤が日本政府に対して結果で示したからだ。
永井 圭のような「相手の善意に期待する」ようなアホなやり方では、なにも変わらないし、誰も救えない。
「佐藤のやり方が全て正しかった」と結果が証明した。