タイラーオースティン さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:----
タメになるアニメ
原作である漫画も読んだ事がありますが、擬人化した細胞達を通して怪我や病気等が起こった時の細胞の働き等をややオーバーアクション気味ながらも分かりやすく表現した作品だったと思います。
絵柄的には白血球の寡黙なイケメンキャラ等を見る限り女性向け寄りなのかなあという印象。すり傷といった身近なアクシデントから回を重ねるごとに洒落にならない重い症状だったりと、作品の性質上致し方ないのですが、舞台となっている人間の体内の主にあたる人はかなり虚弱体質で大変やなあと思ってしまいましたね汗。
ストーリー自体はそこまで面白いほどではなく、やたらと爆発とか少しグロいのとか細胞同士の諍いといった具合に若い層向けにパンチの効いた誇張表現が目立つ為、好みが分かれるかも。
声優陣は豪華で特に主人公格の赤血球と白血球の中の人の組み合わせ的に、NHKアニメの「こばと」を連想させられるものがあって、しかもEテレで再放送という事で個人的に感慨深いものがありましたね。