STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とりあえず簡単な感想
原作は未読。
いわゆるハーレムものだが、ハーレムものと呼ばれる多くの作品が、主人公に好意を寄せる
ヒロインが複数いる一対多という構図がハーレムのようであるために「ハーレムもの」と
呼ばれているの対して、本作はいずれのヒロインも主人公である愛城 恋太郎の彼女であり、
その関係性をヒロイン全員が認めているという一夫多妻制の家族のようなコミュニティが形成
され、本当にハーレムになっているという凄い世界観。
こんな状況に後ろめたさを感じていない恋太郎のメンタルもこれまた凄い。
神様のお告げにより、「運命の人が100人いる」という設定ゆえにこの無茶苦茶な状況を
説得力にあるものしているが、逆に言えば運命的なものゆえに恋太郎自身の努力が感じにくく
なっている感も。
設定はともかく展開は比較的オーソドックスなものかと思われたが、話が進むに連れ、かなり
ぶっ飛んだものに。 この辺は好みが分かれそう。
タイトルに反してできた彼女は6人で終わってしまったが、その後も増え続けているとか。
この手のキャラが増していく作品はどうしても描写比重が減るキャラが出てきたりするが、
少なくとも本作ではそういうことがなかったのはなかなか凄い。
2024/05/13