やまげん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
お約束とみるか、ワンパターンとみるか
原作ゲームは未プレイ
{netabare}退屈ではなかったが、恭介が時間をさかのぼって何度も1学期を繰り返したうんぬんに関しては、唐突に始まったSF設定にぽかんとなってしまった
麻枝准の作品にありがちな奇跡の出来事設定ではあるのだが、さすがにご都合主義すぎてウンザリした
あと、これも麻枝准の作品にありがちだが、バス事故などの大人数が死傷する事故が起きがちで、こちらもワンパターンぶりにウンザリした
しかも、恭介たちとの別れは避けられないものと思っていたのに、結局みんな助かったという結末だったので、別れのシーンの切なさは何だったんだという気持ちにもなった
そもそも、よく考えたら、理樹と鈴が、本来は準備が出来ないバス事故による仲間の喪失という事態に備えるために何度も繰り返しをして精神修行できるというのは、ズル以外の何物でもないのではないだろうか{/netabare}
などなど、いろんなことを考えていたら、感動もだいぶ薄れてしまった。それでも、凡作よりは良い出来だったとは思う