いるかん さんの感想・評価
1.7
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
リヴァイアって…海の神様リヴァイアさん?
2話のセリフより。
文字にしてそうなのかはわかりませんが、リヴァイアサンに中途半端な表現揺れを作ると、そういう意味にもなるかなと。
さて、本作の評価ですが「料理人の腕がひどいと、どんなものでも暗黒物質になる」。
つまり、素材(原作の良し悪し)がわからなくても、料理人(アニメ制作陣。特に監督と、脚本、動画に関する絵全般に関わる方々)がクソマズ料理を作れば、なんだってひどいものができる、という感想です。
例えば、一般的な船よりもはるかに大きい巨大なイカを倒してできるイカリングは通常サイズ。さらに、イカリングを食べた後のイカは、胴体ではなく足しか減ってない。
イカリングにする必要があったかはともかく、このレベルの拙さが3話までに何度も見られます。
今までも手を変え品を変え言い続けてきましたが、原作はアニメ制作者の仕事を埋めるために存在するわけじゃないんです。
制作者は、特に原作という素材がある場合、素材を生かす努力を最大限にするべきなんです。
それが、原作ファンがいる場合のビジネスの基本です。
さらに、末端の出来の酷さを補って、作品のクオリティをあげるのが、監督とか上の人の責任なのも当たり前の話だと思います。
唯一まともな音楽(それでも、作品全体の印象のせいでこの評価ですが)が、違う意味で浮いてます。