「ソードアート・オンライン アリシゼーション(TVアニメ動画)」

総合得点
85.9
感想・評価
1016
棚に入れた
5249
ランキング
219
★★★★☆ 3.8 (1016)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ネタバレ

アニメイト さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

イマイチ

第五人格の解読機爆発SEとか、ジョジョのザ・ワールド時間停止SEとかがおそらく使われており、SEの気持ち良さに気を取られて他にあまり見るものがないアニメ。

キリトは大事なことを女の子に問いただされると、あぁえっと…と毎回吃って何も言えなくなったり、遊び事になるとジト目でめんどくさそうにして消極的だったり、確か1期8話にアスナを勘違いさせる誘い方をしておいて下着姿に脱いでから、あー普通に泊まるだけのつもりだったんだけど…と言ったりクソつまらん存在だが、ユージオやクライン、エギルと言った男キャラには暴言暴力・強めに肩を組んでうりうりする等舐めた態度をしょっちゅう取る。
また、女に向ける価値観といえば支えてくれ、付いてきてくれ、化粧するのは恋する男のためだろ?と男性優位でありたがるが、何かあったらすぐに泣く、おっ◯いに埋もれてよしよしされて甘える。
すなわち最低のダブスタを抱える人間で、陰キャと陽キャ、関白とバブみ、の悪いところどりみたいな面があり、魅力には乏しいキャラだった。言葉を選ばずに言えば気持ち悪い。

じゃあ主人公として決めるところは決めて、有能さで周りの人間を守り、性格面での欠点を埋め合わせるかというと、それも不十分。本気ではない、自分は無敵のヒーローで何でもできると思ってた、油断した、レベルを周りに隠していた、危ないバイトに仮想現実中毒になっているのかなぜかご執心で幾度となくやらかす菊岡さんを信頼し切り、デスガン事件の後処理を一任してLaughing Coffinを逃しっぱなしにする、ALOは現実から対処するのではなく須郷のゲーム内でアスナを馬鹿みたいに探しにいく、須郷をゲーム内で倒したら解決と思い込み現実の須郷への対策を怠る、新川弟の浅田宅突撃への対応ができていない、殴打され気を失ったら縛りもせず署に駆け込むでもなく横でのんびり話しだす、等々極低コミットメント。そしてゲームのメタ対策、ハードやソフトに関する部分では、茅場やユイ、他某研究室のOBOGに譲り、ゲーム内部ではその最やり込み勢に劣る。例: 茅場、須郷、新川昌一、ユウキ、アドミニストレータ、ユージオ

(これはキリトに限ったことではないが、かなり思い込みで動いて、後々やっぱ間違ってた!真相はこうだった!という展開が多い。命がかかっていてもテキトーに動けるのは重要な資質とも思うが、推理というには証拠がないため観ていてスッキリもしないし、それでしまった!見落としがあった!といってもそりゃそうだろくだらない、となる。)

事件を一人で解決し切る能力もなく助けありきで解決して、過程でむざむざ犠牲者を出していき、上述の性格の悪さなのだから、何だコイツ、となるのは仕方ない。

で、アインクラッド、ALO、GGO、キャリバー、マザーズロザリオ編までは、世界観・ゲーム設定と作画の良さ、主にSwordlandのBGMの良さ、そしてストーリーは世界観・ゲーム設定に飽きたり、増え続ける犠牲者や茶番にうんざりし始めた頃に終わる短さのため、良いと思えた。 だがアリシゼーション編は、フラクトライトを用いれば時間感覚が歪んで何百倍だかの早さで時間が流れることを活かし、長編に作者が挑戦したんだか正々堂々引き伸ばしたんだかは知らないが、長いので、世界観・ゲーム設定に飽きたり、増え続ける犠牲者や茶番にうんざりしてなお話が続き、また作画がやや劣化したのか、それともヌルヌル動くシーンが減ったのか、物足りず。 悪い、とまでは言わないが、イマイチ、という作品。

投稿 : 2024/04/15
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サンキュー:

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