覆面反対 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お父さんとの再会…そして別れ
第5話と6話で、ちせとドロシーの深掘り、父との再会そして死に別れが描かれる
5話ではプリンセスおよび彼女を護衛する列車に、(プリンセスに謁見するために渡航した堀河公を狙う)刺客があらわれ、奮闘するアンジェたち…そしてちせと藤堂十兵衛(刺客のボス)との一騎討ち…奮戦の結果…ちせの刀が十兵衛を貫き、「強くなったな…ちせ」と言い残し倒れる十兵衛
裏切り者(十兵衛)を討ち取ったことを堀河公に跪きながら報告するちせ。そして墓の前で(アンジェに「十兵衛はお父さんだったんでしょ?」と言われて)「あいつはただの裏切り者だ」とクールに振る舞う…
しかし…アンジェたちが遠くに離れて1人になった瞬間…「いたいのいたいのとんでけーが効かないよ😭」と涙するちせ…裏切り者とはいえ父をこの手で討ち取らなければならなかったその宿命…父を失う悲しみ…その切なさが心に伝わりましたね
6話ではドロシーが死体処理場で父と再会。事故で右手を失った彼は人が変わり、ドロシーにDVを働く→我に返り泣いて謝る…の繰り返し。妻そして娘(ドロシー)に逃げられたまま、生き別れとなっていた
手に十字傷のある死体の歯に大金を得るための暗号があるという情報が流れ、ベアトリスの協力を得てそれを発見したドロシー。父にそれを話したら「幽霊通りのパブで待ち合わせだ」と言い残しその場を去っていった
そのパブにドロシーたちが行くと、フランキー(借金取り)が待ち構えていた。襲われるも護身術で返り討ちにし、父が借金をしていた事…ドロシーを肩代わりにする事を提案されるも「もう少しだけ待ってくれ…大金が手に入るから😂」と断られた事を知り、父を見直すドロシー
一方で父はガゼルのもとへ。つまり報酬の受け取り先へ向かったのだが、ドロシーとやり直し2人で再び暮らすには金が必要。報酬以上の金を要求してしまう…。それがガゼルの機嫌を損ねてしまい「ここでそのクソみたいな人生を終わらせてやろう🔪」と刃物が父の元へ飛び交い鈍い音が…
パブでベアトリスと共に父との合流を待つドロシー…しかし死体処理場には右手にフックの付いた新たなる死体が運び込まれていた…😭
実は再放送(2019年)で途中…5話あたりから最終話まで見たことがあり、DMM TVでもう一度最初から視聴…一番印象に残ったのはやっぱり6話…父を嫌悪しつつも見捨てられず手を差し伸べて、二人で暮らすために飲み屋で待つドロシー。しかしそれが叶う事はなかったという切ないストーリーですかね