タック二階堂 さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
アニメあっての声優ラジオでは?
詳細は公式でも。
KADOKAWA『電撃文庫』刊行中の二月公さんによるライトノベルのアニメ化作品です。制作はCONNECT。要はシルリンです。
高校でオナクラの女子2人。どちらも周囲に隠れて声優をしています。そんな仲が悪い2人が、なんと声優ラジオ番組のパーソナリティに?
という、なんともツッコミどころ満載な設定でスタートです。
アイドル声優売りしているのに、周囲に隠していることが無理あるでしょ。それに、声優がクラスに2人もいる高校って何さ?
起用されている“本当の”声優さんには、みっくるみっくともえし。まあ、お二人とも声優ラジオ経験は豊富なので、その意味では確かな演技力を発揮していましたね。ていうか、もえしはサファイア川島(みどりですぅ)に集中していただきたいところではありますが。
そもそも声優ラジオって、そのクールのアニメを宣伝するための番宣という目的が大きいわけで、その声優ラジオを軸に据えたアニメというのはどうなるのか。確かにこれまで例を見ないテーマではありますが、それはそこを掘っても面白くならなそうだからというのもあるんじゃないかなと。
僕の希望としては、声優のお仕事アニメ(要は「それが声優」みたいな)というよりは、声優ラジオを舞台にJK2人が仲良くなっていく日常系のほうに話を振ったほうが面白くなりそうかなと思っています。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
もうちっと作画なんとかならないのかなというのは、まあ置いておいて。
なんだろう。やっぱり懸念していた通り「それが声優!」とか「ガーリッシュナンバー」とか、そのへんと方向性が一緒になりつつあるというか。
なんでしょうね。原作者の「おれがかんがえたさいきょうのせいゆうぎょうかい」って感じが…
これなら、むしろ鷲崎さんとか天津向さんとかマフィア梶田さんとか伊福部さんとか、そのへんが原作やったほうが面白いものになるんじゃないんでしょうかね。
どなたかも書かれていましたが、主演2人の距離が近づくの早すぎ。むしろ、そこをじっくりと描いていくほうがよっぽど面白いし、そのほうが書きやすいでしょ。知らない業界のウラオモテを書くよりも。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
ラジオでお泊りとかするって話をしたんで、それを実行しましょうって。
んで、オムライス作って、一緒にお風呂入って、乳を触らせますってところで、バカバカしくなってみるのを止めました。
やっぱり「おれがかんがえたさいきょうのせいゆうゆりえいぎょう」感がすごい。妄想を垂れ流されて、観ているほうが恥ずかしい。
まあ、もともと期待していなかったぶん、こんなもんでしょとしか感じませんね。観ても観なくてもいいなら、観ないという選択肢。安定の3話切りですありがとうございました。
{/netabare}