STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とりあえず簡単な感想
原作は未読。
主人公の向井 直也とそれを取り巻く4人のヒロインという基本構造は1期と同じ。
ただ本作は桐生 紫乃の葛藤が多く、彼女が基本的には常識人で真面目であるがゆえに、1期に
較べるとシリアス度が増して、お馬鹿度が下がった感じ。
星崎 理香の直也へのアタックはより激しくなる。
1期では理香の客観的魅力は別にして、直也個人は心が動かないために理香のアタックを
受け入れないのかと思っていたら、本作ではむしろ心が動かないように自制していることが判明。
「だったら三股を受け入れてしまえば?」と思わなくもないが、相変わらず二股生活は
受け入れるも、三股以上はダメというスタンスは変わらず。
前作のレビューで、「直也にとって二股が精一杯の妥協なのでは?」みたいなことを書いたが、
加えて佐木 咲と水瀬 渚を幸せにしようと考えていることから、幸せにできる彼女の人数が
二人までという考えもあるのかも。
咲と渚に関しては直也公認の彼女であるため、動きとしては現状維持といった形になるため、
キャラの動きを見ている分には理香と紫乃の方が面白い。
構図としては咲、渚対理香、紫乃のような図式になるが、そこに至る理香の紫乃に対する
行動が、自身の目的達成のために紫乃を堕としたようにも見えるし、悩む紫乃の呪縛を
解き放ってあげたようにも見えるところが面白い。
2024/04/07